6月もあと20分で終わる

日記

仕事。よくやってる方だと思う。それなりにやり方を覚えて裁量が増えてきた反面、自己判断で進めていいのかわからないところもまだまだ多い。それはそう。とにかく楽しい。
先輩が7月から部署異動となるのだが、その人のメイン業務のひとつを自分が受け継ぐことになった。その先輩を尊敬しているのでがんばりたい。
金曜朝はお客さんから緊急の連絡が来ていて、業務時間外だけど連絡に気づいてるのが私とその日休みの先輩しかおらず二人で対応することになった。わたしはあまり役に立てなかったのでもっと力をつけたい。
英語でメッセージを書いていて思うけど、やっぱりわたしは母国語=日本語が一番得意だなと思う。もっと英語に慣れたい。うーん。

土曜日はのんびり起きて、寝ているNさんを寝室に残してヨーグルトを食べながらエンドオブライフを読んでいた。森下さんのエピソードあたり。泣いた。病気で人が死ぬ描写に弱くなった。父を思い出す。父の急死があまりにもショックだった分、祖父は父に比べると段階的に死を迎えていったので、父よりも精神的打撃は少なかったはずだが、祖父の葬儀までに何をしたのか、どんな日々を過ごしていたのか、あまりよく思い出せない。2人とも寒い時期に死んでいった。
なんだかひどくさびしい気持ちになって、まだ寝ているNさんのところに行ったら生きている人間の体温を感じて安心した。この人はまだ生きている。
寝ている人の腕の中から脱出して、友人が作っていたような果物のサラダを拵えて食べた。おいしかった。いちじくが一番好きな果物だ。いちじくと桃の季節。

それとエンドオブライフの主軸といっても過言ではない、当事者になった看護師のことを考える。彼はがんの当事者となってからスピリチュアルな言動が増えたというような記述があった。そのことを見ていられないという気持ちもよくわかる。親しく近しい関係だからこそ、見るに堪えない言動というものがある。
だからわたしは今祖母のことが本当に苦手で(もちろん家族としての好意はある)、彼女と話すとネガティヴに引っ張られて、とここまで書いて最近読んだなんらかの文章をぼんやり思い出して、しかしそれの詳しいディテールがどういったものだったのか思い出せない。
感情に引っ張られること、それを自分と切り離そうとすること、みたいな。文献索引機能が脳にも備わっていたらいつでも文章を引き出せるのに。
最近はあまり本が読めていない。今はもう本を扱っていた職業のことなどすっかり忘れて、旅行や観光に染まってしまった。こうなるとは思っていなかったので不思議な感じがする。

最近、ずっと疑っている。あの人が心変わりしているのではないかと。
でもこっそり隠れて他の人と何か関わるくらいだったらきちんと私との関係を終わらせてくれるであろう人だと信じたい。だからきっと大丈夫。
信じて裏切られることもそれを選択したのは自分自身なので引き受ける、的なのも何かで読んだ。それを実践したいと思うのであった。

明日から7月。月命日。いろんなことが終わったり始まったりするのかなあ。

なんか最近自分の思考や文章がちっとも面白くない。そういうときもある。全然、ある。


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