有給消化試合
消化試合というほど長い休みでもない。ただの5連休である。
朝。隣で寝ていた人は5時17分に家を出ていった。淡路島へ。
5月頭に大阪京都へ旅行に行ったとき、関西方面への出張はあまりない/大阪は修学旅行ぶりと言っていたので、まさかこんなすぐに彼が伊丹空港を使うことになるとは思わなくて驚いた。
寝ぼけた頭でいってらしゃいと玄関までついていって、それからベッドに戻ってradikoのアプリを開いてラジオを聴きながら二度寝した。
9時過ぎ起床。いろんな申し込みを済ませたり次の会社の人への質問をメールしたり、仕事のSNSをいじったり。
今まで公式アカウントということでパーソナルなことは出さずにアカウントを運用していたが、最後だし「何か質問ありますか?」的ベタなあれをストーリーに出したら、想像以上にコメントが多くて驚いた。意外と感心を持って見ていてくれた人が多いのだなと思う。
地域の客層がどうしても高齢化しがちなので若年層(20〜30代)を取り込みたくてアカウントを開設したのだが、当初の想定/目的とは反して30代後半〜50代へのリーチが伸びてしまった。(しまったというのは少し違う言い方な気もする)
情報を届けたい層とは違うのかな、アプローチの仕方が間違っているのかと悩んだ時期もあったが、地域のファンづくりというのも同時に進めていきたかったのでこれでいいのだと今は思えている。
というか全世代に楽しんでもらえる観光地に育っているならそれが一番いいのだ。いろんな楽しみ方ができるところ。それを強みにしていこうと。
閑話休題。ご丁寧にメッセージをくださった方もいて「地域への愛が伝わり、地元民からするととても嬉しかったです。担当されていた貴方へ感謝申し上げます」とか「真面目で誠実な中の人に多くの幸あれ!お体と心大切!」などなど。
「言葉遣いが上手く感心していました」というのもあって、あーー真面目に文章書いていてよかった!と心底報われたような気持ちがした。
あるメディアに掲載してもらったとき、担当の方から「SNSの文章が上手でどんな人が書いているんだろうと気になって…」というようなことを言われ、その時もすごくうれしかったのだが、ちゃんと見てくれている人はいるのだなと思う。
誰が読んでいるかわからないけど、誰が読んでも読みやすい文章を書いていこうと思っていたのですごくうれしい。ちゃんと読んでくれている誰かがいたのだなあ。
明日、送別会を開いてもらうことになった。全然同じ職場ではない、行政と半行政の人たちばかり。自分も半行政というかクオーター程度の混じり気はある?
異動になった人もきてくれるようで、彼らにはわざわざ時間をとってもらって上司とのことをお話しに行ったこともあったし、その後も見守っていてくれたので本当に頭が上がらない。結局辞めることにはなってしまったが、明日お会いしたらきちんとありがとうございましたと言う。
惜しまれるほどの何かをできていたとは思っていないのだが、それでもじんわりうれしいなあと思う。できることならもう少しこの地域に貢献したかったなと切に思う。明日はワーって言いたいこと言ってこよ!しかし節度は保って!
と、ここまで書いたのが約1週間前のこと。
水が流れるように時間も流れていって、その間の出来事は一切文章になっていない。