双極性障害3

振り返ると感謝しかない。

物心ついた時から落ち着きがない。と言われ続け、その度に『みんなもそうだから』と言われる。
学校に行けなくなった時は『朝起きられない子』。
いじめられてる時は『自分が悪い部分も無い？』。
家の壁は穴だらけ。
中学では学力は333人中332。『お前のせいでいつも平均点下がる』。
部活も最後の試合に出してもらえず『態度が反抗的だから』。
高校野球でキャプテン。これも３年の春に一度投げ出す。『練習不足だから自信がないんだよ』。
大学受験でノイローゼになりまた物に当たる。『こんな風になる人だったんだ』。
見事合格し２年の時に講義中喋ってる同級生にうるせー！あー！と叫びそこからあまり行かなくなり、『変わった奴だから』。
フリーターになり色んな事をやってみる。自分は特別だと勘違いしてた。『てか社会人になってから言えよ』
社会人になって３年でマネージャーに。
また落ち込み仕事が手につかなくなる。社長に『なんでそうなっちゃうんだよ』。

転職し、マネージャーの現職課長に。

また落ち込み生まれて初めて病院に行く。『そうなってしまうのは双極性障害Ⅱ型、ADHDの可能性が限りなく高いからです。』。
ほえええーーーーーーー

ここまで障害を隠してくれた両親に複雑な気持ちだったけど感謝し、御礼を伝える。

そういえば、それぞれの起点で支えてもらって今がある。誰も何も言わなかった。普通の人として扱ってくれてた。
それは自分以外の何でもない。
皆様のおかげで成り立ってる自分。
それを振り返れただけでも病院と薬に感謝。

焦らない。本当に皆様ありがとうございます。
恩返しはまだ先。

障害は乗り越えられる人に現れる。僕よりもっと辛い人達は沢山いる。その方々にできる事を自分なりに進める。