Mリーグ 2021-22 セミファイナル終了

Mリーグ 2021-22 セミファイナルが終わりました。とりあえず、終わってすぐ書いてますので、構成もへったくれもないですが、思ったことを書いていきます。

前日のセミファイナル11日目。この日でレギュラー5,6位通過のフェニックス、サクラナイツはセミファイナル全日程終了となる。ここまで1位のサクラナイツは1位を守り切れば通過確定。4位のフェニックスは格闘倶楽部、ABEMASを抜いて終われば通過確定であった。一方、フェニックスはターゲットでもあるため、パイレーツとの着順争いも重要である。ポイントは伸ばしたいけど、パイレーツより下はまずい、そんな中難しいゲーム運びとなった。

1戦目はサクラナイツ堀選手がトップを取り、通過をほぼ確実にした。一方、フェニックス魚谷選手は手が入っていたため、ポイントを伸ばしに前に出ると放銃という難しい進行。なんとか、パイレーツより上の3位で終了。これで、パイレーツとは100ptsほどの差になった。

2戦目、フェニックスはパイレーツにトップラスを決められると逆転を許す。一方、トップを取るとパイレーツ2着でも150pts近い差をつけれるので、パイレーツに連勝、かつ、かなりの素点という厳しい条件を突きつけることができる。ところが道中、パイレーツにトップラスの並びを作られて、瞬間5位に落ちて絶対絶命。ここまで苦しい近藤選手の南場の親番。聴牌連荘からの希望を繋ぐ4000オール。これで、この半荘トップ目に立ち、このまま終われば、かなり楽と思っていたら、パイレーツ小林選手に再度トップに立たれて終了。パイレーツとの差が40pts台まで縮められた。

これによりフェニックスは結果待ちの暫定4位となり、最終日パイレーツがトップ、3着以上ならほぼ敗退。トップ、ラス、または、2着、2着でも素点勝負という微妙な位置に。お祈りタイムである。

そして、運命の最終日1戦目。家のことをしていて全く見られなかったが、ミスターポストシーズン石橋選手が、前日の登板に続いてラスと意外な結果に。一方、圏外かと思ってた風林火山松ヶ瀬選手がトップでまさかの目が出てきた。1戦目終了時点でのフェニックスの通過条件は次の通り。

A,B,Cのいずれかで条件で通過
A.以下のA1,A2どちらも成立せず。
  A1.パイレーツが68600以上のトップ
  A2.風林火山が115800以上のトップ
B.ABEMASが△10000以下のラス
C.格闘倶楽部が4900以下のラス

フェニックスからすれば、Aが1番可能性が高く、必死のお祈りも、勝又選手が東発の親で80000近くまで伸ばす。あと、親の三倍満以上で条件クリアのところまで来た。パイレーツよりも風林火山の方が条件まで近くなったのである。もう怖い以外の感情がなかった。

ここからは、早く何事もなく終わってくれとしか、フェニックスサポーターの私は思えなかった。そして、終局。本当に長かった。

結果としては、パイレーツ、風林火山とも条件を満たせず、フェニックスが通過となり、この2チームが敗退となった。

各チームの感想を少しずつ。

風林火山
松ヶ瀬選手のコロナによる休場が結果としては痛かった形に。復帰の最終日1戦目トップを持って帰る仕事をし、最終戦に一縷の望みを繋ぐと、勝又選手の東発の親での大爆発。大外からのまくりがあるかと思わせるところまで持っていったのはさすが。

パイレーツ
フェニックスサポーターの私だが、2019-20の忘れ物を取り返すにはパイレーツにも残って欲しかった。MVPの瑞原選手の大ブレーキ。レギュラーで調子良かった人が、セミファイナルで急に調子が悪くなるのもよくあることである。そして、ミスターポストシーズン石橋選手が最後にまさかの連続ラス。いろんな反動がまとめてやってきた感じでした。小林選手のレギュラー最終戦のサクラナイツの仕掛けた直接対決に対しての怒りや、前日の2戦目のトップでのカメラ目線の不敵な笑みなど、卓上ではほとんど感情を出さないロボ船長の人間的な部分が垣間見えたところも。そして、規定によりパイレーツは選手の入れ替えが必須となった。そのことが一番辛いのかもしれない。

フェニックス
お祈りタイムは無事通過の結果に、4位でファイナル迎えたチームは優勝のジンクスも。ポイント半分持ち越しのため、1位サクラナイツとは64ptsほどの差。1トップで余裕で変わるので、どのチームが抜け出すかが鍵である。2019-20の忘れ物を直接取り返すことはできなくなってしまいましたが、必ず取りに行って欲しいと思う。

ABEMAS
1戦目で白鳥選手が2着確保したため、ある程度余裕のあった最終戦。とは言え、あの多井選手が箱下のラスで、3位での通過。ブロンズコレクターはさすがにそろそろ返上したいところ。

格闘倶楽部
8チームになってからは初のファイナル。
伊達選手の前日の涙のトップ。これが大きかった。浮き沈みの激しい格闘倶楽部が、ファイナルでどう暴れるか?

サクラナイツ
前日に通過確定。終わってみれば1位通過。沢崎選手の離脱はあるものの、他の3選手がセミファイナルは好調。このまま好調を維持して、現在の位置を守り抜けるか。

どのチームが勝っても初優勝となるファイナル。あと6節12戦で勝負は決する。

まだまだ、注目して見ていきたいと思う。

素人の殴り書きなので、たいした内容では無いですが、サポートいただくと中の人は小躍りしてます。