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ちょっと一息、お茶でも飲むみたいに。


「お茶の時間」という言葉をはじめて知ったのは、幼少の頃。絵本の中の世界でした。それ以来、幼い私はその言葉と文化をすっかり気に入って、ことあるごとに「お茶」したがりました。

たとえその時飲むお茶が日常的に飲んでいる麦茶や緑茶であったとしても、「お茶の時間」と称していただくことで、それらはたちまち特別なものになりました。(そして、ときどき母が出してくれた缶入りの紅茶は、さらに特別感をプラスしてくれたものです。)

大人になった今も、もちろんお茶好きは相変わらず。あたたかい飲みものとちょっとしたお菓子があれば、たちまちほっこりと癒されてしまいます。

あの頃感じていた「特別感」は、今の私にとって、日々のせわしなさや心のもやもやなんかをそっと和らげほぐしてくれる、「癒し」の源になっているように思います。家族や友人とお茶菓子をつまみながら語らったり、一人でゆっくりハーブティーを飲んだり。どれも欠かせない、大切な時間です。

* * *

ところで私には、「お茶の時間」以外にも、幼いころからずっと好きで、続けていることが3つあります。

ひとつめは、絵を描くこと。

ふたつめは、文章を書くこと。

そして、もうひとつ。本を読むこと。

それで、ふと思ったのです。好きなことを組み合わせて、noteを書いたり読んだりすることは、きっと私の毎日をもっと楽しく、心地よくしてくれるのではないかと。

さらにはもしかすると、読んでくれる誰かにも、癒しやあたたかい気持ちを届けることができるのではないかと。

そんな想いから、今までは読むばかりだったnoteを、私もはじめてみることにしました。

自分が楽しんで描いた絵や綴った文章が誰かの心に優しく響くなら、こんなにうれしいことはありません。

日々のことや思い出話、おいしいもののお話など、ちょっとしたイラストも交えながら気ままに徒然に綴っていきたいと思います。


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