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#43 手まり「8等分の分割と麻の葉」の作り方
組み合わせ地割(じわり)は、地割だけで美しい
この作品は、土台を分割する地割を
そのまま模様にした物です。
地割をそのまま模様にする物では
#5 「あめだま」が1例になります。
また、#37 「8等分の麻の葉」と兄弟関係にある模様です。
半端な糸を捨てないでください
手まりの製作が進んでくると、半端な糸が出てくると思います。
そのような糸を捨てないでください。
短い物は、土台を作る時の
ビニール袋の口を縛る糸にします。
20cmくらいで残ってしまった糸は
そのまま箱に入れて保存しています。
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解説に使用している作品は直径8cmで作っています。
しかし、この模様は
ストラップサイズで作るのも可愛いです。
そして、地割を押さえる為の「麻の葉がけ」に
半端に残った糸を使用します。
私は大雑把にピンク、黄色、白と抜き出して
これらのストラップを作りました。
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段染めの糸を使ったような雰囲気に仕上がりました。
このように、普通サイズの手まりには
糸が短くて使いにくい物でも
ストラップサイズでは十分使えることがあります。
そして、単色では作れない色あいの作品を
作ることが出来ます。
半端な糸を捨てずに、生かしてください。
私は麻の葉にしましたが・・・
直径8cmの普通サイズは
地割の糸を押さえるのに、麻の葉がけをしています。
しかし、ストラップサイズは、麻の葉のラインを短くして
米印で押さえるだけでも良いです。
どちらの方法を使うかは、作り手の自由になります。
このような地割のラインを模様にした場合
麻の葉がけの役目は、地割糸を押さえる為にあります。
太くした地割ラインが、ばらばらになる事を避けるために
麻の葉がけをします。
今回は麻の葉がけをしましたが
別の作品では、糸を巻き付けて縫いとめる方法もあります。
矢車菊
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デザインや、場面に合った手法を使うようにしましょう。
「8等分の分割と麻の葉」の作り方
手まりのサイズは直径8cmです。
地割は8等分の組み合わせです。
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¥ 700
読んでいただきありがとうございます。 作品を作るための勉強代などに充てさせていただきます。 今後ともよろしくお願いいたします。_(_^_)_