#6 手まり「4等分の地割(じわり)」「8等分の地割」作り方
#手まりの作り方 #手まりの地割 #4等分の地割 #8等分の地割
昔は近所に手まりを作るお年寄りが居ました。
母と一緒に、作っている方がいると聞き
見に行ったことがあります。
その方は菊の手まりばかりを作っていました。
地割はどのようにされているのかお聞きしましたら
全て目分量だと言われた方も居ます。
下の写真が菊模様の手まりです。
祖母が手まりを作っているのを見たことがあります。
私が幼い時、ご近所のお年寄りが祖母を訪ねて来ました。
2人で本を見ながら、
「これを作りたいから、研究して私に教えてください」
そう言って帰られた方もいらっしゃいました。
地割(じわり)とは
地割とは、手まりの表面を所定の方法で分割する事です。
手まりを地球に見立てます、
北極を決め、南極を決め、赤道を決めます。
お流儀によって、柱だてと呼ぶ地域もあるそうです。
この赤道が何分割されているかで
4等分、8等分、6等分、10等分などと呼ばれます。
私は紙テープと待ち針、物差しや電卓などを使って
地割を行います。
お流儀によってはメジャーを使う所もあります。
昔から行われてきた方法は
メジャーを使うか、紙テープを使うか
この2種類で地割は行われてきました。
最近になってV字の定規や
その他の型紙を使用する方もいます。
地割に必要な物
土台のまり
待ち針
紙テープ
紙切りハサミと糸切りハサミ
物差し
普通サイズ(直径6cmから12cm)を作る時
糸を約1mに切って使用します。
テーブルに物差しを置いておき
糸を計りながら作業を進めます。
全ての地割は4等分から始まる
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読んでいただきありがとうございます。 アトリエを無事引っ越すことが出来ましたが、什器等まだまだ必要です。 その為の諸費用にあてさせていただきます。