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#15 手まり「菊の手法で作る桜」の作り方
母との思い出
この手まりは、製作技法としては菊になります。
花の中心を閉じて、上下別々に作る物です。
花の中心に桜模様が見えるでしょうか?
それとも花の全体を見て、桜と感じるでしょうか?
どちらで感じるかは人それぞれと思います。
20年以上前、母が「初めてこの模様を作ってみたのよ」と見せてくれた時、花全体で、桜模様を感じました。
その時の母は、癌の末期で本当にあとわずかで終わりの日が来る
そのような時、ある方にお礼の品にと作った物でした。
菊模様の手まりは、それなりの数つくった母ですが、この模様を始めて作ったと見せてくれた時は少し意外でした。
私などはテキストを購入し、さて作ろうと思った時、ほぼ最初から順番に全て作ろうとします。
でも、母の場合は全部を眺めてみて気に入った物だけ作ろうとします。
あなたは、どちらのタイプでしょうか?
1つでも良いですが、まとめたほうが可愛い
作品によっては1つで見ごたえのある物もあります。
しかしこの作品は、1つでも良いですが複数まとめて飾ったほうが可愛いと思います。
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あと少し解説したら、お座布団の作り方も用意していますので
複数をまとめて飾ってみてください。
籠などに、フエルトを敷いて飾るのも良いと思います。
「菊の手法で作る桜」の作り方
手まりのサイズは直径3.8cmです。
もみ殻を1個につき1/4カップ使用します。
地割は10等分です。
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42字
¥ 700
読んでいただきありがとうございます。 作品を作るための勉強代などに充てさせていただきます。 今後ともよろしくお願いいたします。_(_^_)_