手まりに使用する針のお話
私がいつも使っている針
手まり作りに使用する針は大きく分けて2種類あります。
それは待ち針と模様を作るための針です。
私は直径4cm弱の作品から最近では直径12cm以上の物まで作ります。
一番よく作るサイズは直径10cmになります。
この時、使いやすい待ち針は長さ35㎜の物が一番好みです。
模様を作るためにはふとん針を使っています。
針は消耗品ですのであまり高価なものはお勧めしません。
かといって安価すぎる物もいろいろ使いにくいことがあるのでお勧めしません。
基準はCloverの商品になります。
その為、Cloverの物を使ってみてそれを元に使い比べながら選ぶことをお勧めします。
私はこちらの紙に巻かれた針を愛用しています。
しかし別パッケージの物もあります。
同じCloverの物だから中身も同じなのか?それとも微妙に違うのかは残念ながら確認していません。
ただ以前他のブランドの針を使ったとき、穴の大きさや形状の違いで非常に使いにくかったのです。
それ以来私は金耳針と書いてあるふとん針を愛用しています。
手まり作りのためにどうしてもこれでないと駄目と言う事はないのですが、使いやすい道具と言うのはやはりあります。
たまに別の物をなんとなく使ってみて失敗した!と思うことはよくあります。
最近の事例では糸きりはさみがその代表になります。
待ち針は多くの種類を試しています。
昔は今のようにネット通販が発達していませんでしたので、お店へ行って買うしかなかったです。
その為、お店の信頼とブランドで選んでいました。
私が住むエリアに初めて100均が出来たとき、100均の待ち針も試しました。
100均の待ち針はいつも使う針と比べて少し太くて針先の研磨も甘くてなじめませんでした。
微妙な針先の違いがだんだんストレスになりました。
手まり作りにはあまり問題になる部分ではないのですが、やはりいつものメーカー品のほうが安心して使えました。
手まりを作るための待ち針の条件は次の2点です。
頭が玉の物が必須です。
つまり玉の色とサイズで選びます。
針の長さは34-35㎜です。
あまり長いものは非常に使いにくいので避けます。
カワグチさんの物も悪くはなかったです。
長期間手まりに針を埋め込んでおくこともあるので、頭が小さいものはめり込むことがあります。
その為シルク待ち針は頭が小さすぎて使いにくいです。
こちらも基準はCloverの物になります。
こちらのシルク待ち針は頭が小さくて使いにくかったです。
TUKUMOさんのガラス待ち針は、使い始めの時は頭が小さくて使いにくいかな?と思いましたが使っているうちに慣れました。
大玉だと良いのかもしれませんませんが、色が黄色と緑なのでまだ使っていません。
TUKUMOさんのストリングアート用に長さ25㎜の短いものもあります。
試しに使ってみましたが、長さに慣れればそれなりに使いやすいです。
むしろ長期間埋めておく部分では都合よいとも感じることも多いです。
私は待ち針を使うときに色にルールがあります。
必ず北極は赤、南極は白、赤道の基準点が黄色と決めているのです。
また、赤-1,白-2,黄色-3と番号の代わりに色を当てはめることも多いです。
こうすることで、順序を決めて模様を作らなければいけないときに、色で番号の代わりを示すことができます。
またカラフルな作品を作るとき、色糸と待ち針の色を対応させ、どこにどの色を使うかあらかじめ待ち針で決めることもあります。
こういう用途に使うこともある待ち針なので、それなりの色数を用意する必要があります。
その為1つのパッケージではなくいろいろなものを揃えると多くの色がそろって使いやすくなると思います。
小さい手まりを作るとき
私は直径3.5cmくらいの物を作ることがあります。
この時、待ち針が長いととても作りにくいです。
短いものだと作りやすいのですが、小さい手まりを作る頻度が少ないので結局いつもの待ち針を使用しています。
かがる針ですが、使用頻度が少ないのでついついいつものふとん針を使っています。
以前は様々な針を試したことがあります。
フランス刺繍用の針、縫物用の四の三やつむぎ針を使用したことがあります。
小さい作品を専門に作ろうと思うのでしたら、いろいろな針を試すのも良いと思います。
絹針ともめん針の違いは針の太さもそうですが、針穴の大きさが違います。
手まり作りはどちらでも問題ないので、使い比べて使用するのが良いと思います。
Cloverさんのサイトに針の一覧がありましたので、こちらを参考にしてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。