#44 手まり「菱かさねの手法で作る桜」の作り方
極に花を見る
古典作品を見ると、菱かさねと言えば
菱の部分が正面になります。
しかし、この模様は極の部分を正面に見ます。
このように、かがっている部分の模様を見ずに
出来上がった空間を見て模様が浮かび上がり
その部分を正面とするのは、比較的新しい見方です。
菱の部分の色使いと、空間の模様のバランスを考えて
土台の色や、色糸を選んでください。
菱かさねは入門者の体験講座にも使えるデザインなので
地割と待ち針を打つことが出来れば
簡単に作ることが出来る模様です。
花の芯の作り方
私は持った時の手触りを考えて
花の芯は、糸を放射線所に入れるだけにしています。
このステッチを松葉かがりと言います。
この松葉かがりの先端にビーズを付けたり
フレンチナッツステッチ(玉のステッチ)を
入れる人もいます。
どのようにデザインするかは、各々の自由なので
好きなようにデザインしてください。
「菱かさねの手法で作る桜」の作り方
手まりのサイズは直径6cmです。
地割(じわり)は10等分です。
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読んでいただきありがとうございます。 作品を作るための勉強代などに充てさせていただきます。 今後ともよろしくお願いいたします。_(_^_)_