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TODAYS MUSIC : くるり

肌寒い春の日は、窓を明けながらコーヒーでも飲みながら。

在宅期間中、1日に1アーティストを聴き込む個人的なメモ。

TODAYS BAND : くるり
LIKE : ★★★★☆
BGM:○(作業用に向いているか)

みんな大好きくるりパイセン。京都の大学生であった私にとっては、穏やかな青春を想起させてくれるバンドでもあります。赤い電車は、阪急か近鉄って相場が決まってるから。(違う)

アルバムごとに異なった音楽性と趣向があるため、多くの作品を手がけてきたことが挙げられる。立命館大学の音楽サークル「ロックコミューン」に所属していた岸田、佐藤、森の3人で結成。1998年にシングル「東京」をリリースしメジャーデビュー。(中略)2018年には原点回帰が志向された12th『ソングライン』がリリースされた。
ー出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2020/4/18

wikiにあるように、アルバム毎に違った雰囲気を見せてくれるくるりさん。私が一番好きなのは『図鑑』。

今回の新しいアルバム『thaw』は、コロナ騒動に合わせて特別に発売された、未発表の作品集とのこと。今年の1月半ばから、私たちの世界は二重になってしまいました。上半期に予定調和されるはずだったスケジュールが次々となくなり、ついにはオリンピックの予定までぽっかり空いてしまった。色んな辛さがありますが、くるりオフィシャルnoteにもあるように、こんな事でもないと日の目を浴びなかった事がたくさんあるわけで。このアルバムに出会えたことも不幸中の幸いなのかな、と考えさせられます。空いた穴を、埋めるだけの体力がまだ残っているならば、せっせと何かを埋めていくのが生態系。くるりさん、ありがとう。

繰り返しになるけど、この新アルバム、全時代から未発表曲を抽出されているので、色んなくるりを聴く事ができてとっても楽しい。穏やかな朝から、煮詰まった夜まで、ずっと聴いていたくなる。こんなにもいい曲が未発表なのね。てことは世のアーティストって、外に出してる音楽なんて氷山の一角なのかな。恐ろしい子…。あと、聴き始めたのはリリース日でしたがオンラインでメンバーがゆるく飲むという『くるりのツドイ』見逃しました。どこかで見逃し配信してないかな。

また、セルフライナーノーツでは、その時の思いや背景が綴られていて、その丁寧さには京都の方へ向かって親指を立てるしかありません。
このアルバムを聞いて、またその曲が制作された時代の作品を聞いて、という無限ループができそうです。下手したら、くるりばっかり聞いて自粛生活が終わるかも。くるり、恐ろしい子…。

<在宅BGMとしてのまとめ>
アルバム毎に曲調ががらっと変わるおかげで、全然飽きない。気分によってアルバムをころころ変えながら作業も捗ります。少し肌寒い春に聴くのにぴったりの曲ばっかりでした。なぜかくるりは春のイメージが強い。

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