労基に行ってみました①
近くて便利がコンビニであれば、遠くて不便が労働監督署かと思う
by てん。
というわけで、タイトルの通り労働監督署に行ってまいりました。
■労働監督署を訪問した理由
前職の会社に対して、離職前に質問(不透明なお金のフローが~とか)を送ったのですが、返事が一切なかったためです。
あと、前年度末の賞与が私だけ出ていないようだった(他メンバーに聞いた)ので、その支給についても確認したかったからです。
ちなみに、私の会社での位置づけは年俸制対象外のため、賞与を出さない場合はそれ相応の正当な理由が説明される必要があるのですが、それもなかったので"あくまでも已む無く"です。
■三鷹(吉祥寺) ※小ネタ
東京労働局の三鷹労働監督署は三鷹市にあるわけではありません。
武蔵野市です。
最寄り駅は三鷹駅ではなく、
吉祥寺駅です。
ついでにいうと、三鷹駅北口は武蔵野市の領土です。
以上、小ネタでした。
■とりあえず移動だ
今日は市政関連で手続きがあったので、自宅→三鷹市役所→労基というルートに。
正直、市役所時点で足腰膝が悲鳴を上げてるんだけどどうにかして!!
バスや電車の選択肢もあったのですが、この雨模様、そして先日の非常事態宣言の解除で利用者増が想像できるので回避。
\密です!!/
トボトボと3km少々の道のりを歩き始めるのでした…
■もちもの
何を持っていけばよいのかわからないので、退職時に会社から渡されたものを一通り持っていきました
(まとめに、最終的な理想持ち物も書いておきます)
・健康保険/厚生年金保険の資格喪失連絡票
(離職票が届いていないので代わりの資料です)
・雇用保険被保険者証
・退職日までの源泉徴収票
・(たまたま入っていた)最終月の給与明細
■色々話した
前述の賞与を始めとして、無借金経営にしてはお金のフローがおかしい箇所が多々あることを説明しました。
特に、他社の方と話した際に判明した、契約単価が高いのに給与低いという内容を説明したところ、担当の方が
「正直、ここまで給金低いのは他の会社さんでもなかなかない。前職の企業に資料用意させて、法的に戦う方法が一番スッキリしますよ!お金も取れますし!!」
ってこっちがビビるぐらいのテンションで言ってくれたのが印象的でした。
あれ?お前(労基)ってそんなアタッカーポジションだっけ??
それから色々と会話して、
・こちらからは訴えを~という話は出さない(隠蔽や脅迫として処理される恐れがあり、不利になるため)
・書類の提出については、期限を設けること(基本一週間で必着とすること)
・向こうからの一方的な内容は受けないこと(必ず労基へ報告)
など、「あれ?これボクシングで言うとリングイン完了してね?」ってくらいの内容も聞かされました。
※ある程度知識はあったので、予備知識ない人向けの説明かなぁ…と思って聞いていた
なんでそうするのかなーと思ってたら、『不透明なお金のフロー自体が節税枠を使っての脱税を始めとして不法行為等につながる恐れがあるので…』とのことでした。
そりゃそうか。裏へ流れるお金もそんなフローだもんね。
■初回訪問を終えて
さすがプロだなぁ、と思いました(小並感)
こちらが最終的に何を望んでいるか、を明確にした上でルートと手段を出してくれるのはありがたかったです。
RPGのチュートリアルやってる感じがして好きでしたw
あとは、訴訟について思っていたイメージと違ったなぁ、と思いました。
結審まで数回やり取りするものと思っていたのですが、訴訟用の労基上位部署(後日また伺うので正式名聞いてきます)があるらしく、一回だけで結審するとのこと。
何そのN天堂法務部みたいなかっこいいの!!(興奮)
などなど、労基というともっとお硬い感じで腰が重いイメージがあったのですがその真逆でした…
(担当さんが同年代くらいだったことが大きいのかもしれません)
これなら在職中に無理言ってでも来て相談したほうがよかったなぁ…
■もちもの(理想形)
・雇用契約書
・就業規則
→未払い系の確認などに使用。現在と当時両方あればなおよし
・タイムカード
→前職ははカードがなく、エクセルにて各自管理。
ファイルは現場リーダーが管理しており持ち出し不可。
・退職日までの源泉徴収票
・(たまたま入っていた)最終月の給与明細
・当時の求人票
→各種整合性チェック
・健康保険/厚生年金保険の資格喪失連絡票 or 離職票
→在職/離職証明
・名刺
→退職前に一枚くすねておくといい
と、第一回目の訪問記事は以上で終わります。
何も無ければ続きは来週こそっと書いて上がっているのでお楽しみに!!
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