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謦咳に接した記憶/青ブラ文学部


「謦咳に接する」は「けいがい に せっする」と読み、「尊敬する人の話を身近に聞く」「尊敬する人に直接お目にかかる」という意味です。

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恥ずかしながら、「謦咳けいがい」という言葉は今回、初めて知りました。

そして、私にとっての「謦咳に接した」人物を思い巡らせてみたら、この方が浮かびました。

尾関宗園和尚は1965年から2006年まで、およそ42年にわたり大仙院の住職を務め、数限りない法話をおこなってきた「名物和尚」である。「今 ここで頑張らずに いつ頑張る」大徳寺大仙院の尾関宗園和尚からきいた言葉です。 尾関和尚は,語りは豪快ですがユーモアにあふれ真正面からお話をされた方です。

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高校の修学旅行で京都の大徳寺大仙院に行き、尾関宗園和尚の法話を聞きました。
とても響きのある声で、力強くて心に残る法話でした。

私自身、人間としての自覚に目覚めた瞬間でした。
それまで、ボーッと生きてきた自分から、和尚さんの法話を聞くことにより、人生の目的みたいなことを教わったんです。

確かに法話の上手い和尚と言われているということから、私は和尚さんのツボに見事にハマったのかも知れませんが、この時の話は強烈な思いを抱いたんです。

本を買いました。

「平常心」

この本なんですが、装丁が違います。
ずっと長男の部屋にあったはずなのに、この話を機に、部屋の本棚を見たら変わっていました。
確か、現物には私が赤線で記した場所がたくさんあるんです。
いつのまに、入れ替わったんだろう。
私の本、長男が持っていったんだろうか?

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てみ
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