大木芙沙子

「うなぎ」(『文學界』2023年5月号) /「トイレットペッパー」(『小説すばる』2023年5月号)/『kaze no tanbun 夕暮れの草の冠』(柏書房)/「二十七番目の月」(かぐプラ)/ ご依頼はfusakoohki@Gmailまでお気軽に

大木芙沙子

「うなぎ」(『文學界』2023年5月号) /「トイレットペッパー」(『小説すばる』2023年5月号)/『kaze no tanbun 夕暮れの草の冠』(柏書房)/「二十七番目の月」(かぐプラ)/ ご依頼はfusakoohki@Gmailまでお気軽に

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大木芙沙子 仕事と翻訳作品リスト

大木芙沙子の仕事、翻訳作品をまとめたリストです。 お仕事のご依頼はホームページ、またはfusakoooki@Gmailまでお気軽にお問い合わせください。 特記がないかぎり、翻訳はすべてToshiya Kameiさんによるものです。 随時更新していく予定です。(2023/05/18 更新) 仕事 雑誌バックナンバー|文學界|事業紹介|文藝春秋www.bunshun.co.jp

    • いきなり名前を変えてしまってすみません

      タイトルの通りです。 駿瀬天馬というジョジョに出てきそうな(と自分では思っていた)名前で一年半ほど活動していたのですが、このたび本名(にかぎりなく近い)名前で創作活動を行うことになりました。 なりましたというか去年から少しずつ変えていたんですが、noteはほっぽらかしてそのままにしていました。 あとnoteは個人的に色々思うところもあって、近く別の場所へ引っ越す(かもしれない)予定です。 とはいえフォローしている方の記事は今後も読みたいので、アカウントや今ある記事はそのままに

      • 実家の猫が一匹になった

        四日前に実家の猫が死んだ。 病気だったとか事故だったとかではなくて、だんだん衰弱してほとんど老衰のような感じの死に方だった。寿命だったんだと思う。19歳だった。大往生だ。どこが悪いとかどこが痛いとか、もしかしたらあったのかもしれないけど、すくなくとも見た目にはそういう様子はなかったのでそれもよかったと思う。とはいえかなしい。あのふわふわの毛やあまったれた声とはもう二度と会えないのだと思うとさびしい。とても。 彼女は歴代含め、実家の猫たちの中では群を抜いて甘えん坊だった。よく鳴

        • 2020/06/05の日記

          9時半起床。 身体がだるくて重い。まだまだ眠れると思ったけど意を決して起きる。私は「起きるぞ!」とかなり意識的に毎朝起きている。毎朝だ。例外はほぼない。寝ていようと思えば昼過ぎくらいまでなら余裕で寝ていられる。何なら一日ベッドの中でまどろんでいられる。寝ることが好きだしどれだけ寝ても起きている間は結構ずっと眠い。でもそれだと色々回らないので「起きるぞ!」と思って毎朝起きる。世の中には朝、「目が覚めちゃう」と言って早く起きられる人がいる。そういう人の話を聞くと、目が覚めちゃって

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        • 日記
          4本

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          2020/5/21の日記

          5時半に起きる。 昨日の夕飯の残りの味噌汁を昨日の残りのごはんにかけて朝食。今日も天気が悪い。寒い。気圧のせいなのか最近ずっと頭が重くて痛い。ネットニュースで文科省の発表を目にして頭に血が上る。私の頭に血が上ったところで何も解決はしないけれどほんとうにいやな気持になった。こんな国の国民であることが恥ずかしくすら思える。激怒していたところ、昨晩未読のLINE通知があることに気がつく。友人からのLINEで、「焼き鳥屋で焼き鳥5本セットをテイクアウトしたところ、5本のうち一本がシシ

          2020/5/21の日記

          日記を書こうと思ったけれどまだ朝です

          タイトルのとおり、日記を書こうと思ったけれどまだ朝なので、朝のことと今日の予定を書きます。 4時半に起きて洗濯やゴミ出しや何やかんやとすませたあと、パソコンで『夜明け告げるルーのうた』を見て目が腫れるほど泣く。 湯浅政明監督の作品が私はほんとうに好きだと思う。アニメーションは画のきれいさだけじゃなくて動きや色の快感がすごく重要なんだと痛感する。ダイナミズム。こわい夢みたいな作画なのに、そこで語られる物語はいつでもとてつもなくやさしい。 『夜明け告げるルーのうた』はとくにそう

          日記を書こうと思ったけれどまだ朝です

          『みゆき』が読めなくなってしまったこと

          今日までAmazonプライムリーディングであだち充作品の1~3巻が読めるようになっているのを知り再読している。私はド定番だけれど『タッチ』が好きだ。はじめて読んだあだち作品も『タッチ』だった。むかし夕方に再放送していたのでアニメも見ていて、アニメの方はプライムビデオでも見られるから最近もちょこちょこ見たりしている。 あだち充作品の”間”の使い方のようなものを、何度読んでもすごいなぁと思う。あの独特の”間”があることで生まれる余韻。あとよく言われることかも知れないけど、主人公や

          『みゆき』が読めなくなってしまったこと

          そして犬がかわいい

          仕事をするつもりで早起きしたのに、GYAO!で『パターソン』が無料公開中だったのでついつい朝から見てしまった。『パターソン』はたぶんもう5回以上見ているんだけど、あらためて見てもやっぱり良くて、好きだなぁ、と思いながら見た。ジム・ジャームッシュは『ストレンジャー・ザン・パラダイス』を見たときに、ただテレビをだらだら見ているところやドレスがどうのこうのとか映画館のシーンとか、別に何があるわけでもないのに何度でも見たいと思わせるすごい映画だなと思ったことを覚えているけど、『パター

          そして犬がかわいい

          【現代語訳】樋口一葉『雨の夜』

          雨の夜 【訳】  今年は一体どうしてこうも背が伸びないのかしら、なんて言っていた庭の芭蕉が、夏の終わりに二三日暑い日が続いたと思ったらあっと言う間に驚くほど成長してしまって、垣根の上に見える葉だけでももうすぐ私の身長を追い越しそう。だけどあんまり背が高いもんだから、秋の風がちょっとでもそよそよ吹けば、端っこの葉から頼りなく揺れて、雨の夜なんかのその様はあまりにももの悲しい。草むらのコオロギの歌を乱さぬように細かい雨粒がはらはらと音を立てて降り、風が瞬間さっと吹けば、そのはら

          【現代語訳】樋口一葉『雨の夜』

          2019/10/17

          いきなりnoteをはじめてみたけれど勝手が全然わからない。 勝手が全然わからないのに何ではじめたのかというと、好きな文章を書く人たちがこぞってやっているからで、あと本当はTwitterに登録したかったんだけれどTwitterに登録する勇気がまだなかったからその練習というつもり。 毎日曇っている。寒い。今日から長袖を着ています。