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あやはべるの日

てるる詩の木(うたのき)工房メールマガジンへようこそ!Vol,43

2024年8月4日号

こんにちは。
てるる詩の木(うたのき)工房、高良のり子です。
今日は8月4日、旧暦7月1日の新月です。
全国的に猛暑の今年。
天気予報を見ると沖縄よりも他都道府県が気温が高くて驚きます。
来週からは立秋。
少し日も短くなり暑さが和らぐと良いですね。。

今日は「あやはべるの日」についてです。

8月8日は蝶が羽ばたく姿に見えることから「蝶々の日」。
「あやはべる」とは琉球の古い言葉で「美しい蝶」という意味です。
そこで!毎年この日にはささやかな企画を行っています。
今年は期間中にご購入された方へ(予約も含む)工房特製琉球松で製作したカッティングボードをプレゼントいたします。(数量限定)
詳しくはオンラインショップで近日お知らせいたします。

てるる詩の木工房の竪琴の中で「あやはべる」は
表面板がギターのようにフラットで木そのものの色を生かした楽器です。
初めての方にお勧めしたい9弦。
お子様や小柄な型でも弾きやすい32弦。
音域が広くコンサートでも使用できる39弦。
3つの種類があります。
工房のアイコンである上部の丸い「わらび手」もしっかりと形作られています。

・・・
その昔沖縄では女性の祈りが男性を守っていると言われていました。
航海の旅に出る男性を皆で輪になって歌い踊り無事を祈り、
その祈りは白い蝶となって船を守っていたと言われています。

大人だけではなく、小さな子どもも「守姉」(むいあに、と読みます。)
として兄弟姉妹や近所のお兄さん・お姉さんが見守り、
心身の成長を助けたのです。
(映画『男はつらいよ』シリーズの『さくら』がそのイメージに近いです)

私たちもまた現代の荒海を漂う旅人です。
「あやはべる」の音がそっとあなたに寄り添って
お守りとなってくれますように。


*今回もてるる詩の木(うたのき)工房メールマガジンを
 ご購読いただきありがとうございます。
 今日も良い日となりますように。


私たちは沖縄県うるま市で、 楽器を制作する工房です。
2002年より、 厳選した沖縄の木を用い、
手加工で竪琴・ライアーをはじめ
心を込めた手作りの楽器をお届けしています。

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夏の空と海(工房近くのうるま市海中道路)

編集後記
挨拶代わりに「暑いですね」しか言葉がないこの頃。
それでも季節が巡るのを感じます。
パリ五輪も毎日楽しみですね。個人的にはフェンシングで金メダルを取った加納選手のコーチが「無理やりドアを開けるな!鍵を使え!」と言っていたというお話がとても印象に残っています。
(のり子)

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