てるてるパパ@メタバース寺子屋

「メタバース寺子屋ふかがわ」で子どもたちが「やりたいからやる」、「好きだからやる」とい…

てるてるパパ@メタバース寺子屋

「メタバース寺子屋ふかがわ」で子どもたちが「やりたいからやる」、「好きだからやる」というモチベーションを持ち、正解がない未来を楽しんで築いていけるよう非認知能力の育成に取り組んでいます。〜活動詳細はこちらから → https://lit.link/teltelpapa

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失敗の山から見つけた明るい未来

風の時代の今、私達は将来に生きていく人々に確かな自信と安心を発信し続けなければならない。そのためにわが6歳の息子に約束する。君が大人になった時にきっと明るく楽しい社会になっていることを。 今の大人が生きてきたこの半世紀の時代は、一言で「競争社会」だった。子供から大人まで競争という言葉をキーワードにあらゆることが成り立っていた。結果的に現在の富を作り、ある意味で安全で豊かな社会を築くことができた。しかしその富を所有したり消費したり様々な経済活動を通しても心の安住を維持すること

    • 「ネオストイシズムと神道の融合による現代社会の倫理的指針: 内的平穏と外的調和の追求」〜未来教育事業家として思うこと

      「要約」 本論文では、現代社会における倫理的指針として、ネオストイシズムと日本の神道を融合させることができるのか、その可能性を探る。ネオストイシズムとは理性と自己統制を通じて内的平穏を追求する哲学であり、神道は自然との調和と霊的な豊かさを重視する信仰である。これら二つの価値観を組み合わせることで、個人の内面の安定と社会全体の調和を両立させる新たな倫理体系を提案する。さらに、縄文時代から続く日本の自然崇拝が神道の基盤を形成した背景を考察し、これが現代においても普遍的な価値を持

      • 「子供たちにAIやロボット技術を教える意義について」〜メタバース寺子屋

        現在、東京深川の地で「メタバース寺子屋」を開校し、「生成AIを使って絵本を作ろう」や「災害対策ロボットを3Dプリンターで作ってみよう」など「学校では教えきれないことを教える」をコンセプトとした習い事を小学生向けに展開している。そこで子供たちにAIやロボット技術を教える意義について話していきたいと思う。 さて、まずはじめに日本列島に関して少し触れてみたい。日本は太古から様々な地殻変動に見舞われ絶妙なバランスで複数の地殻プレートの上に出来上がっている国である。古代の知恵と文化が

        • 聴く力を育むオーディブルクイズ

          (聴覚の進化) 生物の聴覚は視覚に比べてやや遅れて進化したと考えられており、聴覚の進化は、水生生物が水中の振動を感知できる能力を獲得してから始まったと推測されている。そしておよそ4億年前のデボン期に水生生物が上陸した際、空気中の音を検知する聴覚器官が進化し、捕食者の接近を感知する、獲物を探す、環境の変化を認識するといった重要な役割を果たしていった。その後、空気中の音をより効果的に伝達できるようになり、より細かい音の識別が可能になったことで、生物の行動、コミュニケーション、捕

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        失敗の山から見つけた明るい未来

          分裂社会を生き抜くために何をするか

          現代社会に身を置くわたしたちにとって、「何々しなければならない」という観念にとらわれてしまうことがなんと多いことだろう。グローバル的にもローカル的にも様々なルールに従わなければならない場面が多々ある。個人として皆それぞれ個性も違えば考え方も環境も異なる現実の中で、この「何々しなければならない」という一種の社会的な外的圧力は、人によっては相当なネガティブインパクトになってしまうこともあるだろう。統合失調症に苦しむ人々のアイデンティティと現実の感覚の分裂に焦点を当てたR.D.レイ

          分裂社会を生き抜くために何をするか

          社会課題を解決する〜なんてできるの?

          noteで「お金の向こう研究所」を開所している田内さんの著書「お金のむこうに人がいる」を読んだ。この本が「メタバース寺子屋」の発想のきっかけになったと言っても過言ではない。2年前、まだ私がロボット開発系のスタートアップに在籍していた時、本の題名からしてとても気になったので即Amazonで注文して読んでみた。とても参考になったコメントがいくつもあったが、なんと言っても「働く人がいなければお金の力は消える」というところがとても印象的だった。私なりに言い換えてみると「お金があっても

          社会課題を解決する〜なんてできるの?

          道程@高村光太郎をAI Voice Generatorで朗読してみた

          メタバース寺子屋では、オリジナル絵本の読み聞かせコンテンツの第一弾としてリリースした「ピカソとエジソン」の英語版と中国語版にテキスト読み上げソフトウェア(Text-to-Speech)のひとつNaturalReaderを使用しています。ただ日本語版に関しては、今年の5月時点でテキストからスピーチに変換する精度がイマイチだったので私自身で朗読して録音していました。 ところが最近、NaturalReaderにAI Voice Generatorという有料サービス(一部無料あり)

          道程@高村光太郎をAI Voice Generatorで朗読してみた

          ブロック塀とYouTube先生と生成AI

          最近よく夕方になると息子と一緒に近所の公園に行ってキャッチボールをしている。その公園は小学校に接していて放課後には小学生たちが集まってサッカーやら野球やら自分たちでルールを決めて遊んでいる。息子は来年小学生になるので息子の未来の姿が重なって見えてしまう。そんな事を感じながらキャッチボールをしていると、野球をしていた2年生くらいの男の子たちの視線がこちらに向けられていた。様子をうかがってみると3人で野球をしているうちにボールを無くしてしまったらしい。そこで息子とのキャッチボール

          ブロック塀とYouTube先生と生成AI

          メタバース寺子屋ではこんなことを考えています〜

          2Dメタバースの分野でオピニオンリーダー的なGather™️、その中で使用するスペースにオンラインで出入りできる寺子屋を作り、皆さんが子供達に向けて発信したいコンテンツを一緒に楽しみながら、子供達の興味や関心を引き出しコミュニケーションする事ができるプラットフォーム。それをメタバース寺子屋と呼んでいます。 寺子屋ではいろいろなアイデアを組み合わせたコンテンツをみんなで参加して楽しむことができるだけではなく、オンライン学童として活用することも可能です。例えば夕方の1時間でも子

          メタバース寺子屋ではこんなことを考えています〜