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初 まつ毛パーマ体験

ずっと行ってみたかった「まつ毛パーマ」なるものへ行ってきました。事の発端は私の重たすぎる一重まぶた。マスカラ下地+マスカラ+ビューラーでがしがし上げてくとまつ毛と共に重い一重のまぶたも上がって一時的に二重になることがある。
目のぱっちりさを重視するのであれば、一重より二重の方がぱっちりだ。目の面積が単に大きくなるからね。たまに一重でも映えるメイク✨️なんてものがあるがあれば選ばれし顔整いにしか適応されない。私は適応外だ。悲しきかな。

「まつ毛パーマ」とは、まつ毛にエクステを植えて増やしていく「まつ毛エクステ」とは異なり、自まつげにパーマ剤を塗布し綺麗なまつ毛のカーブを保つものだ。常にくるんと上向きになったまつ毛というのはなんとも魅力的である。ビューラーでがしかしと上げる手間も省けるし。

美容室へ着き、作業台へ腰をかける。どのようなまつ毛にしたいのかスタッフの方と相談する。まつ毛パーマで流行ってるスタイルはパリジェンヌといって根元から80°くるんとするやつ。ちょっと派手かも。仕事場で目立つのを懸念しナチュラルな感じにしてもらった。

説明を終えたら歯医者みたいに施術台が倒される。ここからがしんどかった。
施術をしている1時間程度の間はずっと目を閉じていなければならないのだ。しかも細かい作業を行なっているためじっとしていなければならない。最初は特に気にしていなかったのだが、だんだんとじっとして動けないでいることが苦痛になってくる。動かないようにしようという思いから変にちからが体に入っているんだろう。頭がカチコチになって肩も痛くなってきた。目を閉じるとまぶたの裏に浮かぶ飛蚊症のようなものも気になって仕方がない。目を開けたら液が目に入るので開けられない!!
そうだ、私はじっとしているのが苦手なんだった。ずっと座っている学生時代と違って今は仕事で常に動いているから忘れてたけどそういえば私はじっとできない子だった。そうだった...
妹は寝てたらすぐ終わったーとか言ってたけど、この状況で寝られるかボケ💢といった気持ちである。早く施術終わってくれ、助けてくれ!と目が開けられないのも動けないのもしんどすぎて半ばパニック状態だったが脳内で叫ぶにとどめ何とか耐えた。
普通のちゃんとした人の振りをすることに魂を削っているので、終わったあとは愛想よく対応しパニックを悟られぬよう店を出た。
駅とかで限界超えて大声出してる人ってこんな気持ちなんだろうな。

「まつ毛パーマを体験してみての結論」
・完成した目元を見てふんわりと綺麗に上がっているが、ちょっとナチュラルすぎるしパリジェンヌの方選べば良かったなーと後悔。

・施術中のメンタルがしんどすぎた。でもまつ毛が上を向いているだけで気分も上がるので、パリジェンヌの方もいつかやってみたいな!

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