Vtuberになりたくなった話
Vtuber、僕は好きではありませんでした。でした。
それも過去のお話。
でも今は好きです。好きというよりVtuberになりたいです。
否、Vtuberというよりも可愛い女の子になりたくなりました。
初めは好きじゃなかったの
今どれくらいの人がVtuberを認知していて、その中でどれだけの人がVtuberをコンテンツとして消費しているのだろうか。
簡単に言うとバーチャルのYouTuber。
仮想のキャラがYouTube上で動画等の配信活動を行っています。
↑こんな感じ。なぜこれを選んだ。
ホントはもっと可愛いキャラがキャッキャしてます。
僕は何回か見たことがありますが、あんまり楽しめませんでした。
百見は一体験に如かず
ターニングポイントは、とある有名企業の社内パーティ。
ひょんな事から参加することができて、そこでYouTuber体験ブースがあったのです。
正確に説明すると、AniCastというバーチャルキャラクター専用の配信システムを体験することが出来ました。
技術的な話をすると、リアルタイムでキャラクターを人の動きに連動させるのって超難しかったんですよね。(モーションキャプチャー)
でもこのAnicastなら、PCとVRデバイスOculusさえあれば簡単にキャラを動かすことが出来ます。
ちょうどこの体験ブースを見つけたとき3-40代くらいのオジサマが体験していて、そのオジサマの動きに連動して可愛いキャラが動いてたんです。
↑こんな感じ
「なんだこれは!?」
モーションキャプチャーなので画面に映るキャラ自体は自然な動きをしてい
てメチャカワイイ!
でも隣を見ると全く動きをしてるオジサマ…
「なんだこの高低差!?」
衝撃もあったけど、それ以上に可愛いキャラとオジサマのギャップに面白さを感じたんです。(そのあと若い女性が体験してたけど、あんまり衝撃とか面白さはそれほど感じなかった。)
ずっと体験ブースを見てたら熱い感情が芽生えてきました。
「体験したい…美少女キャラになりきってみたい…」
勇気を振り絞って体験してみました。
Oculusの中(つまりバーチャル空間の中)では目の前が鏡になっていて、自分が操作するキャラが写っています。
モーションキャプチャーなので僕の動きに連動してキャラが動いてくれます。
やばい美少女になってる…!!
この感覚は説明するより是非体験してほしいんですが、自分じゃない違う存在になれる感覚は凄く新鮮で楽しかったです。
コスプレとか女装とかに近いかも?デジタル領域だとアメーバピグのアバターやオンラインゲームのキャラになりきるのが体験としては近しいと思います。
イノベーションは身体の拡張
コスプレやアメーバピグよりも刺激的だと感じた理由は、身体が拡張されている感覚と思っています。これこそイノベーション!
技術革新の定義として身体の拡張がフォーカスされることがあります。
例をあげるとiPhoneの登場はまさしく身体の拡張を体現していますね。
手のひらサイズの携帯電話で人間はなんでもできるようになりました。
Vtuberの体験をした後、サマー・ウォーズというアニメ映画を思い出しました。
↑劇中ではOZという仮想空間が世間に浸透していて、買い物から納税まで生活のすべてを仮想空間で完結出来ます。
そういう世界が来たら、身体だけでなく生活が拡張されてイノベーションをめちゃくちゃ感じられると思うんですよね。
ということで皆、Vtuberになろう!
かわいい女の子になろう!
【引用】
・moguraVR(https://www.moguravr.com/anicast-vr/)
・SHOWROOM(https://www.youtube.com/watch?v=vx8xs7ffmVg)
・VR inside(https://vrinside.jp/news/baacyaru-youtube/)