あさつきの花にアリが
頭を突っ込んで何かやってました。
蜜を採集しているのかな?
アリもこんなふうに花を訪れるんだなあ。
あさつきの花、小さいねぎぼうずですね。
丸いぼんぼりは、小さい花がたくさん集まったみたいな形。
その小さい花の奥に頭を突っ込んでいるアリ。なにしてるんだろう?
多田多恵子さんの「種子たちの知恵」↓によると
アリにタネを運んでもらう植物があるのですね。
スミレの仲間は、タネの端っこに「エライオソーム」というアリ専用のゼリー菓子をくっつけているんですって。
スミレって花が終わるとぷっくりとタネが膨らんで、ある日パカッとカプセルが開くように割れてタネが飛び出ますよね?はじき飛ばされたタネをアリがせっせと持って行ってゼリー菓子だけを巣に運び入れて、タネは巣の外に捨てるのだとか。
こうして、スミレはアリにタネを遠くまで運んでもらっている。
こんなふうにアリに種を広めてもらう植物は、日本にはさまざまな科で200種以上あるらしいです。
実の中にあるうちからタネを引っ張り出すアリもいるらしい。
さて、あさつきを訪れたアリの目的は???
小さな世界にも毎日ドラマがあるんですね(*´ω`*)
今日も読んでくださってありがとう。
明日からまたぐずぐずな天気になってしまうみたい…(--)