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北京をPEST分析
こんにちは、へりおです。noteでは読書記録や本の紹介、Twitterではマルチな情報発信をしています。
ワンテーマPEST分析をしていきます。
PESTで扱う観点は、政治、経済、社会、技術といった4つになります。マクロ環境(外部環境)を分析するマーケティングフレームワークで、このような観点を持つことで、正しく世界を見ることができると考えています。
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今回のテーマは、、、
”北京”
です。
4つの観点から、PEST分析。まとめスライドはこちら
![](https://assets.st-note.com/img/1645325891908-uVymSXUgaO.jpg?width=1200)
それでは、ひとつずつみていきましょう。
Political
北京の休暇は?国が結婚休暇を3日間規定するなか、北京市はさらに7日間の休暇を追加。昨年11月から女性の育休期間は158日に増えたが、男性の育休が15日間のままであることに一部批判が集まった。
— へりお ☀️ビジネス教養 世界のミカタ【PEST NEWS】 (@Helio_PEST) February 15, 2022
結婚休暇が法定外で、やっと男性の育休に動き出した日本。どちらが人口減少リスクに対応しているのか? pic.twitter.com/dw9bpu6XIb
[政策解説]専門家による「北京市人口・計画出産条例」解説↓
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Economic
北京のGDPが『4兆元(=約73兆円)』
— へりお ☀️ビジネス教養 世界のミカタ【PEST NEWS】 (@Helio_PEST) February 16, 2022
シノバック社製のコロナワクチンがひとつの要因。中国24市 が現在1兆元を超えている。日本は″一極集中″東京のGDPが約107兆円だが、1兆元規模の都市は中国より少ない。″経済特区″の南東沿岸が経済の中心のイメージだったが、ガラリと変わったなぁ
かつては、中国では経済は上海、政治は北京がといった役割分担があったようです。しかし、現在では各地に1兆元クラブと呼ばれる都市が24市にものぼっています。
「1兆元クラブ」の都市を地理的に見ると、中国南部が18市、北部は6市で、南部に集中している。これは、中国南東の沿海部に「経済特区」や「経済技術開発区」が設けられたことがひとつの要因。外国資本の集中投下がプラスに働いた。
特にコロナ禍で中国のワクチン(特にシノバック社製)は、北京を含めた中国に特需をもたらしました。
Socio-cultural
パンダと北京。かつて宮廷の園地だった歴史を持つ北京動物園には、10頭のパンダが飼育されている。2021年には野生のパンダも″1800頭″まで回復し、パンダが絶滅危惧種から脱したことは記憶に新しい。北京五輪のビンドゥンドゥンは驚異的な人気だけど、2008年五輪のジンジンも可愛かったよ。 pic.twitter.com/gmxKYyg7m0
— へりお ☀️ビジネス教養 世界のミカタ【PEST NEWS】 (@Helio_PEST) February 17, 2022
北京市は面積16,410.54㎢の都市で、日本の都道府県と比較をすると、東京都(2,194.07㎢)の約7.5倍。岩手県(15,275.01㎢)と四国(18,803.33㎢)の間ぐらいの広さですね。
歌舞伎に似た京劇など、無形文化も多種多様。
北京動物園のパンダ脱走事件があったので、今回はパンダを取り上げます。(パンダは西側、四川省あたりに多く生息)
野生のパンダは1800頭まで回復し、2016年には絶滅危惧種を外されました。そして、2021年には、中国国家のパンダ保護レベルが”絶滅危惧”から危急レベルに移行しました。
Technological
中国のシリコンバレー。北京市の中関村地区には、レノボを始め多数のテック系が集まる。北京大や清華大などのアジアトップの大学が隣接。学生の7割以上が大学院進学し、学生起業も急増中。トヨタが出資する自動運転のhttps://t.co/8cHgIuJnj5やMomentaは清華大発なんだって。業種絞った特区はいいね。
— へりお ☀️ビジネス教養 世界のミカタ【PEST NEWS】 (@Helio_PEST) February 18, 2022
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(出典:「2016年中国大衆創業万衆創新発展報告」をもとに作成)
中国の投資件数トップ3は北京・広東・上海で、それに続くのが深圳らしい。投資件数でいえば北京は25%を占めています。そして、国内36%のユニコーン企業が北京発なのです。世界と比較してみると、スタートアップゲノムによれば、スタートアップエコシステムにおいて北京は世界4位となっています。(シリコンバレーが1位になり、ニューヨークとロンドンが2年連続で2位になりました。東京は9位でした)
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