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後悔していること

ぼくは、過去の日記を捨ててしまったことを、今でも後悔しています。

数年前、引っ越しで、大量にモノを処分しました。
ずっととっておいた本やCD、レコードも売りまくってしまい、
合計10万円分くらいになりました。

そもそも家賃ていうのは
面積に対して払っているわけです。

モノを残しておくだけで、コストがかかるよな〜と思うと
なんかめちゃくちゃもったいないことしてる気がして、
思い切って処分しまくりました。

で、その中に、過去の日記も含まれていたんですね。

捨てるときに、一瞬、ためらいましたが、
そのときのぼくは、
「これからは、過去にこだわらない男になる!」
「オレは、今を生きる男なのだ!」
とかいう謎のカッコつけをして、ポイッと捨ててしまいました。

で、それから数年たって、
いまぼくは、まいにち日記を書いています(笑)

やっぱ、なんだかんだ言って、
日記って大事なんですよね!

日記って、そのときの思考の棚卸しになるし、
書いているだけで、頭の中が整理されていきます。
書かないでいると、思考が未整理のまま、
モヤモヤと頭のなかに残り続けてしまいます。

部屋だって、片付けをしないと、
どこになにがあるかわかりませんよね?

洗濯物と、鉛筆と、CDと、レトルトカレーが、
ぜーんぶ床に散らばっているようなカオスな部屋に住んでいたら、
いちいちモノを探すのが面倒になって、
CDにレトルトカレーを乗っけて、鉛筆で食べて、洗濯物で拭く、
みたいな状態になりかねません。

めちゃくちゃストレスもたまってしまいます。

大事なものが、
必要なときに見つからなかったり、
間違えて捨ててしまったりすることが、
あるかもしれません。

それと同じで、
頭の中の思考も、こまめにお片付けしてあげるべきです。
日記は、お片付けの道具なんです。

日記を書くことで、整理整頓されるし、
読み返すことで、大事なものを振り返ることができます。

え、日記ってなかなか読み返さない?

ぼくもそう思っていました。

でも、読み返さなくたって、いいんです。
日記は、寝かせておくことがいちばん大事なんです。

日記というのは、
書くことよりも、
続けることよりも、
読み返すことよりも、
寝かせておくことに、価値があるんです。

そもそも読み返さないのって、
書いたときの自分に、そこまで興味がないからですよね。

つい昨日のことなんて、だいたい思い返せそうだし、
半年前の自分なんて、今とそんなに変わっていないし、
1年前の自分なんて、恥ずかしくて思い出したくないかもしれないし。

だけど、3年前なら?5年前なら?10年前なら?

いまは思い出したくないような、
苦い思い出、青臭い自分も、
ときが経てば、「バカだなーw」って許せるかもしれない。
「がんばってたな、このころのオレ」って思えるかもしれない。

それが、めちゃくちゃ大事。
日記は、あのときの自分に、もう一度会わせてくれる、
タイムマシーンみたいなものなんです。

だけど、これができなければ、
苦い思い出も、青臭い自分も、古傷のまんまです。
ずっと、見ないようにして、
過去を否定しながら生きていかなくてはならないかもしれない。

それって、自分の一部を否定しつづけることになるから、
いくら自己肯定感を高めようとしたり、
セルフイメージをあげようとしたりしても、
あんまり意味ないんですよね。

カウンセリングやコーチングを受けるときも、
この部分を掘り下げることを避けていては、
本当の効果は出ないでしょう。

自分と向き合うっていうのは、
いまの自分だけじゃなく、
過去の自分も含めて向き合うことを意味します。

あなたの、「これから」は、
過去を切り捨てるのでなく、
過去を受け入れることで、始まっていきます。

「あのときの自分」もいっしょに、
これからの未来に連れてってあげましょう。


GOOD&SHARE / パーソナルコーチ
牧野彰邦

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