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銀座で始まり銀座に戻る
先日、久しぶりに銀座に行きました。
知人が予約してくれたレストランが銀座にあったからです。
彼女は私より2歳ぐらい年下なので、40代なのですが、無邪気な子どもの心をもったまま大人になったような人。
お互い小学生の子どもをもつフリーランス。わたしがワークシフトの渦中にあって不安でいっぱい!という話をしたら、「だいじょうぶですよ~!」と曇りなき眼(まなこ)で何度も励ましてくれました。
「だいじょうぶに根拠はないよね?」と爆笑してしまったところ、「だって、死ぬわけじゃないじゃないですか~?」と彼女。
そんなやり取りをしていたら、新しい挑戦に伴う経済的な不安があるとはいえ、「自分が本当にやりたいことに向き合おうとしているのは間違いなくよいことだ」、と腹落ちできたんですよね。
ランチの後、銀座の街を一人で歩きました。
20代のころは銀座ですごすことが多く、仕事だけでなく、家族や友だちとの思い出がつまっていることに気づきました。
大学卒業後、エッセイストとかライターになりたくて取材のつもりで足しげく通っていたお店も銀座にあります。でも、自分の度胸や経験が足りず、書き上げることができなかったのです。本当に無念。書き上げることができていたら、良くも悪くも今と全く違う人生になっていただろうと思います。
別のnoteの記事でご案内した通り、先日、『小1・小4の壁に備える!テレワーク・リモートできる働き方へのワークシフト』というタイトルのkindle本を出版しました。エッセイでもなく、銀座とも関係のない実用書ですが、自分としてはやっと文章を書くというスタートラインに戻ってくることができた、という思いです。
わたしにとっては、たまたま銀座が「書きたい」気持ちに火をつけてくれた場所でした。みなさんにとって、銀座はどんな場所ですか?
散歩中に、資生堂ギャラリーで開催されていた写真家の石内都さんの個展「初めての東京は銀座だった」を鑑賞しました。写真は石内さんが愛用されている銀座・月光荘の絵具。写真を見ながら、写真などのアート鑑賞が大好きだったことを思い出したのでした。
書きたい気持ち、アート鑑賞・・・、自分にとって大切なことを忘れてしまっていたことに気づいて悲しいけれど、こうして思い出せたのだからよしとします。