街撮りの練習について。
街撮り…これは本当に難しいです。
写真撮影を再開して、いろいろなシーンの撮影を練習していますが、街撮りだけは今でも慣れないです。
何故難しいか。
それはテーマの設定です。
一見するとカシャカシャ、とシャッターを切れるイメージですが…。テーマがぼやけてしまうため、いざ確認するとよく分からない画になることが多いのです。
この写真はパッと主題を思いついてシャッターを切りました。単純に雨が降る繁華街の人の動きを撮りたい…と思った1枚です。
主題を決めて、副題を考えて…と基本の手順を踏んでいますが、そこから構図を捉えるところで苦戦した一枚でした。
今思えば、道路の面積を少し絞っても良かったと反省しています。イマイチ人の動きにスポットが当たっていない…気がするんですよね。空をもう少し広げても良かったかな…と後悔まではしていませんけどね。
実は人の動きを強調するため、敢えてシャッタースピードを落として、人がブレるようにしています。これは上手くいきました。
夕方の撮影なので、遮光フィルターを使わずにいけたのは面白かったです。
そう、この一枚においてもかなりの情報量を頭に入れて計算しなければならない…。これが街撮りの難しさだと思っています。良い画にするためには、それなりの思考力と判断力が求められる…はずですよね。
それとは別に、夜景に関してはある程度テーマがボケていてもそれなりに良い画が撮れると思っています。光が彩りを与えてくれますからね。その意味でも街撮りの奥の深さを感じます。
アルタをテーマにしたこの写真は、どうしても夜の撮影がしたいという目的があったため、とにかくシャッターを切っていた中からの一枚です。構図も曖昧でただ新宿を撮りたい!という意志を示した一枚。アンニュイな画になっていますがお気に入りの一枚です。。
要するに、シーンにあわせて様々な思考を展開するということ。ここに街撮りの真髄が表れている気がします。私自身はここに街撮りを練習する意義を見出しています。
難しい街撮りを苦しみながらも実践する楽しさを感じながら…ね。
限られた時間の中で動き回るわけですから、やはり明確な意義を持って実践しなければ、練習を活かせないですしね。
しっかりと意義を見出してテーマを設定する。街撮りの楽しさを探求するために…これからも定期的に街に繰り出したいです。
最後に、歩きながら自分の目線で撮る写真も面白いですよ。
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