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感情表現と口語体。
Mr.Children
turn over?
「誰かしら泣いてんだよ、栄光と美談の裏で」
この歌詞好きだなぁ…。
人間の内情をときにオブラートに、ときにはっきりと表現する桜井和寿さんの言葉は独特なんですよね。
口語体の表現が多く、「〜してんだよ」や「聞こえちゃこないさ」という、一見乱暴な言葉遣いでも全体を通すと繋がるセンテンスのセンスに脱帽です。
学校の勉強で綺麗な言葉遣いを学び、教科書のような文章を書き重ねているだけでなく、様々な文章に触れているのかな…と。
私自身が若い頃になかった視点が今になって生まれるのもまた不思議です。➡言葉選びには注目していませんでした。
文語体と口語体の違い…かもしれませんね。
よく考えると歌詞はどちらかというとリズム重視の言葉になることは間違いありませんし。
かしこまった文章はどちらかというとカクカクした感じになってしまいそうです。
つまり、歌と詞のバランスが大事な要素であり、塩梅の調整が上手い桜井和寿さんの歌といえそうです。
以上…帰りの電車の中で聴きながら、そんなことを考える土曜日の夕方でした。
今夜は久しぶりにミスチルメドレーのプレイリストをつくろうかなぁ。