ただ言葉を並べるだけの話。
寝る前に何か書きたくなったのでとりとめもない文章を書き残します。
去年の4月から写真を撮り始めて思ったこと。
最初はただ上手くなりたいという気持ちのみでした。そこから何ができるか、と考えて…とにかく目の前に見えるモノを撮ろうと。
それだけだったんですよね。
それから一眼を持ち歩くようになって、仕事前にマニュアルフォーカスでピントを合わせる練習をしていました。
今となってはですけど、その微調整の感覚が写真意識へのヒントになっていた気がします。
一見地味な作業なんです。
良さそうな葉っぱを見つけて、ファインダーを覗いてピントを合わせる。ただそれだけ。
もちろん、感度やシャッタースピード、絞り値の調整はしますけれども。
単純にカメラを触って撮りたいモノを撮っていた…そんな感じです。
そうしてこの世界に入り込んでから、本当に見える世界が変わりました。何気なく見ていた景色が額縁に入って見えるようになったんです。
それが何を意味するのかは未だに掴んでいません。
あるいは、一生わからないのかもしれません。
まあ、難しいですよね。
今現在、被写体を絞って(ライブ、競馬、風景と大まかに三種類の写真です)撮り続けているわけですが、その根底にあるものはやはり地味に思っていたピント合わせなんです。
これは言葉にならない…かな。
改めて自分自身を見つめ直すと…やはり僕は器用な人間ではないので、やると決めたらとことん掘り下げる性分です。
うわずみを掬うことが苦手でして、気がつけば奥まで手を突っ込むことが多いんです。
そんな自分が写真に関してはしっかりと段取りを組んで、技術向上に励んでいるなんて、考えられないことだらけです。
それでもこのモチベーションは一人のモノだけではなく、応援してくださる方の気持ちが入っていると感じています。
芸術には魂が宿る。どんな形でもそこには一人だけではない想いが込められるんです。
…手は抜けないよね。
また明日、素敵な写真が撮れる練習に励んできます。
いつか「最高」と心から思えるために。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?