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【ナナシス解説・考察】桂木カヅミ-2.0
■はじめに
この記事は1.0では書ききれなかった、キャラクターとの関連性やエピソードなどより掘り下げた解説になります。
まだ1,0を読んでいない方はそちらを先にお読みください。
また詳細に解説している都合上、とても長い記事なので。
適宜飛ばしながらお読みください。
■キャラクターとの繋がり
各キャラクターと桂木カヅミの交友関係を掘り下げて解説していきます。
ライブで「こういう絡みしてくるのね」と僕と一緒に詩配人面したい人はぜひお読みください。
桂木カヅミと劇中交友のあるキャラクター
天堂寺ムスビ
角森ロナ★
シャオ・ヘイフォン★
鳳チャチャ★
越前ムラサキ
西園ホノカ★
瀬戸ファーブ
折笠アユム★
巻雲モナカ★
逢原ミウ★
二川ミミ★
野々原ヒメ★
浅見ミワコ★
玉坂マコト★
(★はナナスタライブ2nd出演者)
BDカードと誕生日フラスタ
■ライブ演出に関しての考察
キャラクター一覧を見てわかるように、CASQUETTE'Sと七花少女に所属しているキャラクターとの関わりが多いです。
前回のナナスタライブでも初登場の「SEASON OF LOVE/コドモ連合」が登場する前にモモカが「あの子達なら大丈夫でしょ」と一言添えたりと何かしら掛け合いをがありそうです。
CASQUETTE'S>七花少女=WITCH NUMBER 4
こんな感じで掛け合いの可能性がありそうですが、昼夜で演出を変えてくる可能性もあるので是非とも両公演見てみたいです。
(僕はCASQUETTE'Sのお姉さん方が好きなので是非見たいですね)
・天堂寺ムスビ
「天道寺さん/カヅミ(先生)」
EP.1.5「マイ・ノート、マイ・ラブ」
EP.3.5「空に羽を広げる」
EP.EV「恋とはどんなものですか?」
EP.1.0、3.0、EVで出演、更にはモナカのEP.2.5で共演するなど最多共演者で、カヅミのGS+カードではミワコを加えた3人で仲良く図書館に泊まって談笑してることから1番仲の良いメンバーだと伺えます。
ロナ同様一番最初に打ち解けたメンバーというのもあるのでしょうが、ムスビ本人も真面目な生徒会長なのでウマがあうんでしょう。
またカヅミの誕生日フラスタではこのように綴っています。
これはムスビのEP.1.5「ワンステップ・フォワード」にて、なんでもそつなくこなしてしまう性格から「自分の本当にやりたいこと」が見つからず苦悩していた過去から来ており。
自分と同じような性格ながら個性的に振る舞うカヅミを見て「うらやましい」と綴っているのではないでしょうか。
そんなムスビは今回ナナスタライブ2ndには出演しませんが、EP.EV「恋とはどんなものですか?」ではカヅミのレコーディングを自分のことのように案じていたり、無事成功した際はロナと大喜びをしていました。
またカヅミ自身もムスビを頼って意見を求め、結果的にそれが成長のきっかけにもなったので今後の掛け合いに期待です。
・角森ロナ
「角森さん/カヅミちゃん」
EP.1.5「マイ・ノート、マイ・ラブ」
EP.EV「恋とはどんなものですか?」
EP.1.5、EVとムスビほどではないですが度々エピソードに出演しており、何より近寄り難かったカヅミにナナスタメンバーの中で最初に打ち解けようとしたのがロナです。
EP.1.5で勝手に読まれて以降も趣味の小説を読ませているのか、カヅミの誕生日寄せ書きでは続きを待っていることを綴ってます。
ロナはもちろんナナスタ2ndに出演しますし、同ユニットで関わりのあるヒメも出演します。一番最初に打ち解けたメンバーであり、「恋セヨ乙女」の収録時も同行しているのでロナからの感想なんかも聞けるかもしれませんね。
・シャオ・ヘイフォン
「シャオさん/カヅミ」
シャオEp.1.5「シャオ・ハイ・ヌーン」に出演。
「修行」と称し唸りながら読書をしていたシャオを見かねて、シャオに合った絵本をおすすめしました。
これはシャオをバカにしているのではなく普段読書をしないシャオが身の丈に合わない難しい本を読んでいたため、本に慣れさせる為に紹介したというカヅミの面倒見の良さが強調されたシーンです。
・鳳チャチャ
「チャチャさん/カヅミさん」
EP.2.5「地に顔を出す」
チャチャの実家である「鳳古書堂」でカヅミが好きな作家の激レア絶版本を取り扱い、その後購入していました。
チャチャも家庭や体の影響で本をよく読むのでチャチャのEP.1.5頃から、よく古書の話をしていたり、本の交換会をしていることが語られており、互いのフラスタのにも仲の良さそうなメッセージを綴っています。
・越前ムラサキ
「越前さん/カヅミ」
EP.2.5「地に顔を出す」
EP.2.5に出演。またそれ以前にシャオのEP.1.5時点で共演し面識はありました。
EP.2.5ではお金がなく絶版本が買えずに嘆いているカヅミに実家で母が経営する「EZ BAR」でのアルバイトを提案し、1日を通して共に働いて、絆を深めていました。
またカヅミのカードへの映り込みが3回と最多であり、お互いの誕生日会も出席しています。
そしてカヅミの誕生日フラスタへのメッセージでは「他人じゃない気がする」と綴っています。
これはムラサキ自身が過去カヅミのように周囲に頼らず自己完結しようとしていた過去から来ており、その後一足先に瀬戸ファーブとQoPという頼れる仲間を見つけ成長した、いわば先輩からのアドバイスのようなメッセージになっています。
・瀬戸ファーブ
「瀬戸さん/カヅミ」
ファーブEP2.5「ファーブ・ウィズ・アウト・ベース」に出演。
依頼された曲作りに苦戦し、朝から朝まで、怪我をしても気にしないほどベースに没頭するファーブを心配して居合わせたミウと共にショッピングへ連れ出します。
その際にファーブに合う本を見繕って渡すなど彼女なりにファーブを気遣っている描写が見られました。
本とベースという違いはあれど「何かに熱中する」という共通点を持つ2人はその後も仲良しなようで、ムラサキと共に誕生日会にも出席しており二人仲良く「ぼっちーず(トモエとシサラのお笑いユニット)」の漫才を見ていました。
・折笠アユム
「折笠さん/カヅみん」
EP.EV「恋とはどんなものですか?」
アユムEP2.5「ぽえっと大作戦!アユ、本場のメイドさんになるですぅ!」に出演。
アユムのバイト先のメイド喫茶で「ヴィクトリアンメイド」イベントを開催するが普段の「ぽえ⭐︎きゅん」とはかけ離れたメイド像にアユムは大苦戦。それを教えるため1週間の特訓をカヅミと行いました。
その結果別人のようなヴィクトリアンメイドに変身しイベントは無事成功。(その後アユムはしっかり戻りました)
しかしこのヴィクトリアンメイド状態のアユムが淹れる紅茶は「自分が仕えるにふさわしいと思った人間以外に淹れるとめちゃくちゃ不味くなる」という特性を持っているのですが、これはどちらなんでしょうか…?
(まあその後のアユムの誕生日フラスタでのメッセージで「楽しかった」と綴っているので美味しかったんだと思います)
またその後のEP.EV「恋とはどんなものでしょう?」で課題に直面したカヅミがアユムに対して助力を求め、アユム式メイド道の心得を伝授してもらっていました。
Ci+LUSの相方でもあるマコトも同エピソードでカヅミに協力していたので、ヴィクトリアンメイド状態のアユムの登場とともに期待です!
・雲巻モナカ
「雲巻さん/カヅミちゃん」
モナカEP.2.5「学校へ行こう!」
高校に行かずフリーターをしているモナカだが、「普通の女子高生」という役をドラマで演じることに。「普通の女子高生」を研究するためカヅミ、ファーブ、ジェダ、ムスビの学校をそれぞれ回ることになった。
普段学校では静かに本を読んでいるカヅミを気遣い、あまり積極的に話しかける人はあまりいないと聞いたモナカが「本当はかっこいいのにもったいない!」と「キャットスーツ」や「フライトアテンダント」の格好を仕事で着ていたことをカミングアウト。
男子生徒の「あの桂木が…?」というスケベ視線や女子生徒の「確かにスタイルすごく良い!」という賞賛の空気に耐えられずカヅミはその場から逃走していた。
(フライトアテンダント衣装とキャットスーツはこちら)
しかしプライベートではショッピングに行くほど仲が良いらしく、互いのフラスタのメッセージに「カヅミちゃんに似合うセクシーな服」「巻雲さんにぴったりの詩集」をプレゼントすると綴っています。
・逢原ミウ
「逢原さん/カヅミちゃん」
EP.EV「ロングナイトプロデュース」
ファーブEP.2.5「ファーブ・ウィズ・アウト・ベース」
コニーに頼まれていた「秋の大おつかれちゃん会」の企画をミミ含めた3人で行うことになり仲良く出掛けてながら企画を練っていました。
結果的にお月見を行い、会は成功。カヅミへの誕生日フラスタにはそのお月見のことを綴り、誕生会にも出席していました。
基本的に誰にでも分け隔てなく接し、交友関係が広いミウですが、「カヅミのどこか古風なところが好き」、カヅミも「正反対な性格ですが、いい刺激を貰えている」と互いに自分にはない価値観を尊重し合っています。
プライベートでも非常に仲が良く、遊びに行くことが多いようで、ファーブと3人でショッピングに出向いた際は普段からよく2人で遊んでいるという発言や、一緒に神社に餅つきを見に行くカードも存在しています。
劇中明確にカヅミとプライベートでの付き合いが確認されているメンバーであり、同じくプライベートで仲の良いモナカとユニットを組んでいることもあり、カヅミとの掛け合いに出てくる可能性が非常に高いと思ってるキャラクターの一人です。
・二川ミミ
「ミミさん/カヅミちゃん」
EP.EV「ロングナイトプロデュース」
ミウ同様「秋の大おつかれちゃん会」の企画を3人で担当、企画書制作を担当したようです。
結果的に成功を収めましたが、酒癖の悪いミミが会中に酔っ払って危ない行動をしてしまったことをカヅミに咎められていました。
その際にミミもカヅミが支配人と一緒に二人きりになっていたことを暴露するなどからかい合えるほどの仲のようです。
親友のミワコと同ユニットのチャチャがカヅミと仲が良いことからも掛け合いの可能性が高いキャラです。
個人的に僕はミミお姉さんが好きなので絡んで欲しいですね。是非。
・野々原ヒメ
「野々原さん/カヅミ」
EP.3.5「空に羽を広げる」
映画で理系の科学者の役を演じることに苦悩していたカヅミに下の姉弟達が見ていた「ガドラ」という特撮アニメに科学者のようなキャラがいると紹介、ヒメの家でヒメの姉弟達とガドラを見ることに。
結果的にそれがヒントになり役者としてもカヅミは成長していました。
その際にヒメの姉弟達に相当懐かれたようで、カヅミへの寄せ書きでカヅミに会いたがっていると綴っていました。
現時点EP.3.5以外での絡みがないヒメですが、同じくWITCH NUMBER 4に所属するロナとカヅミは仲が良いので一緒に出てきて絡みを見せてくれるかもしれません。
・浅見ミワコ
「ミワコさん/カヅミちゃん」
EP.3.5「空に羽を広げる」
カヅミが出演した映画のオーディションを受け共演、カヅミが役作りに苦戦している中ミワコはそつなく演じていました。
その撮影でカヅミが演技でダメ出しをくらい頭を抱えていた際には、優しく励ましたり、一緒に話し合い解決策を探しており。
結果的に「ガドラの科学者」をヒントに吹っ切れた演技を行なったカヅミの無茶振りにアドリブで対応してみせるなど、カヅミの成長に一役買っていました。
またミワコも普段からメガネを着用していたり、語学に精通していたり(ミワコは英語、カヅミは詩学)と共通点が多く、カヅミへの誕生日フラスタでのメッセージで以下のように綴っていることから、妹分のような存在なのかもしれませんね。
ミワコの親友でもあるミミともカヅミは仲が良いため3人で遊んでいたりしてほしいですね。そこらへんの掛け合いもナナスタ2ndで期待してます。
・玉坂マコト
「玉坂さん/カヅミさん」
EP.EV「恋とはどんなものですか?」
いつものように支配人のロッカーで潜んでいたところにカヅミ、ムスビ、ロナの3人が居合わせ、Ci+LUSが「恋」をテーマにするユニットであるという理由からもマコトからアドバイスをもらうことに。
ムスビの「とんでもない恋愛観を持ってそう」という不安をよそにしっかりとアドバイスを行い「カヅミさんの味方です、お兄ちゃんに手を出さない限りはですけど」と応援(?)の言葉をかけていた。
■エピソード解説
Ep1.0:マイ・ノート、マイ・ラブ
Ep.2.0 :地に顔を出す
Ep.3.0:空に羽を広げる
EP.EV:恋とはどんなものですか?
1.0でも軽く触れていますが、カヅミが主役である上記4エピソードをより詳しく、話の流れを交えながら解説します。
またカヅミのエピソードのテーマは
真面目で本の世界に閉じこもった女の子が周囲の世界から「本の世界では得られないもの」を経験しアイドル、人間として一歩一歩成長していく姿
だと思っており、これを前提にみるとよりエピソードの良さが伝わると思います。
ここから先はエピソードの解説になるので
ネタバレ嫌or興味ないという方は「・解説」のみご覧ください。
■EP.1.0 マイ・ノート、マイ・ラブ
物語序盤のカヅミはアイドルに対しても、人間関係に対してもかなりドライな性格で距離を縮めようとした角森ロナに対し以下のように言って半ば拒否するような態度をとっていた。
そんなカヅミが忘れていった小説ノートをロナと同席していた天道寺ムスビが発見。
勝手にノートを読んで勝手に感動し、勝手に桂木先生と呼び出し勝手にファンになった二人に困惑するカヅミだったが。
小説を読んで喜ばれたことは嬉しいらしく、「続きを執筆して見せる」と言う約束を交わし3人でご飯に向かうシーンでエピソードは幕を閉じる。
・解説
カヅミが書いていた小説
劇中ロナとムスビに勝手に読まれた小説ですが
健気で不器用、友達思いの女の子が主人公。
出会いと別れを繰り返しながら、夢に向かって恋もする。
という内容らしいです。
これを読んだロナは「この小説からカヅミちゃんのアイドルに対する気持ちが伝わってきた」という感想を口にしていました。
またこの小説はのちのEP.EVでも二人から触れられており度々話題にしているようですが、支配人は頑なに読ませてもらえないらしいです。
■EP.2.0 地に顔を出す
お気に入り作家の激レア文学全集を鳳チャチャの実家が経営している古書堂が仕入れたが、持ち合わせがなく頭を悩ませるカヅミ。
そこに居合わせた越前ムラサキの母が経営するバーでのアルバイトを持ちかけ、働くことに。
初めてのアルバイト、慣れない仕事に戸惑いながらもこなすカヅミの様子を支配人と六咲コニー、西園ホノカが見にきたところでムラサキが曲を披露しカヅミの初バイトは終了。
手に入れた念願の文学集を読むカヅミだが、バイトを通して得た本に囲まれた世界では見聞きできなかった初めての経験、ムラサキの普段とは違う歌から受けた刺激の方が文学集より面白かったというカヅミの嬉しい悲鳴で幕を閉じた。
・解説
ムラサキ
劇中度々出てくる実家のバーですが名前は「EZ Bar」でジャズバーのようです。
基本的にはムラサキの母である「越前コン」が切り盛りしています。
バー内部にはピアノとスタンドマイクが設置されており、ムラサキは幼少よりここでジャズを聴きにくるお客さん相手に歌を披露していました。
またピアノもたまに弾くようです。
チャチャ
チャチャも実家が「鳳古書堂」で幼少から本を多く読んできたため、カヅミとはウマが合うようです。
このエピソード中ムラサキが2人に向かって「「また」本の貸し借りかい?」と問いかけてるシーンがあるので普段から仲がいいことが伺えます。
■EP.3.0 空に羽を広げる
カヅミはとある映画会社のプロデューサーからオファーを受け「理系の科学者」の役を演じることに。
そして同映画のオーディションを勝ち抜き「科学者(カヅミ)の護衛自衛隊」という役を得た浅見ミワコと共に撮影現場にいるシーンからはじまる。
文系であるカヅミは理系キャラの情報収拾をし準備万端で臨み、同席した支配人やミワコの目には問題なく演技をしているように見えた。
しかし映画監督に「致命的に欠けてるものがある」「理解できるまで撮影はしない」と大ダメ出しを喰らい、撮影がストップしてしまう。
この監督は演技作りや脚本にも定評があり「本格派」と言われ、何度も賞を受賞した名監督であるが、大プッシュをしていたプロデューサーとは対照的にカヅミの起用には反対。支配人の悪い予感が当たってしまいその日カヅミのシーンは撮影することなく終了。
後日カヅミ、ミワコ、コニー、支配人で「カヅミにかけているものは何?」という議題で作戦会議を行っている所に天道寺ムスビと野々原ヒメが合流。
「科学者役」と聞いたヒメが下の姉弟たちが見ている特撮作品の「ガドラ」に科学者が出てくると思い出しヒメの家で姉弟達とともにそれを見ることにしたのだが、その科学者はヒメ曰く「大声で作戦をベラベラと喋る」「バカっぽい」「科学者らしいことは特にしていない」と散々な言われようだった。
しかし一緒に見ていたヒメの姉弟達は非常に楽しんで見ており、その姿からカヅミは自身に足りていなかったものを見出したようだった。
再び訪れた撮影日でカヅミは共演していたミワコや同席した支配人、コニーを驚愕させるほど吹っ切れた演技を披露。
流石に行きすぎたキャラクター表現に不安を覚えた支配人だが、問題の監督からは絶賛され無事撮影は終了。
撮影終了後心境の変化の理由を問われ。
演技に大切なことはリアルさではなく「人を楽しませる力」そしてそれが「アイドルの本質」であると答えたカヅミ。
その答えに監督は自分が目立とうとしかしないアイドル達に失望した過去と「自分ができることは、映画を見てくれた人にポジティブな影響を与えること」だと話す。
その後ナナスタでお疲れ様会をしている中「カヅミの新しい魅力には真っ先に気づくべきだった」と一人悔しがる支配人。
そんな支配人にカヅミは「私が成長できたのはナナスタのおかげ」だということともに感謝を告げ、改めてナナスタが自分の居場所だと語りエピソードは幕を閉じる。
・解説
映画監督
このエピソードの1番の見所は映画監督が言ったこのシーンです。
この「見てくれた人にポジティブな影響を与える」という考え方は、777☆S達が掲げていた「誰かの背中を押す」というものの根塊に当たり、元監督である茂木伸太郎がこの「Tokyo 7th シスターズ」を作る上で大切にしていた考え方です。
茂木元監督のインタビューで何度も語っていて、卒業メッセージにも綴られています。
ちなみに茂木元監督はリスペクトしている人物の一人にエヴァンゲリオンシリーズで有名な庵野秀明を挙げています。
ナナシスのイラスト・脚本・音楽など、作品のすべてのパートに可能な限り関わってこだわりぬくスタンスは庵野監督も同様で影響を受けていることがわかります。
支配人
と物語終盤で自分の未熟さを嘆く支配人。
続くEP.EVではしっかりと新しい魅力を見出す支配人の成長も見れます。
■EP.EV 恋とはどんなものですか?
新進気鋭の作曲家がカヅミの言葉選びのセンスに惹かれ依頼、それを機にソロデビューを支配人から持ち掛けられた。
「カヅミちゃんの才能に気づいてくれた人がやっと現れた」と古参オタク面するロナとムスビと共に作曲家から送られてきたサンプルを聞くことになったのだが。
とそれぞれのユニットで恋の歌を歌ってきた二人は不安げな表情を浮かべる。
そんな二人をよそに「カヅミなりの恋の解釈で歌ってほしい」という先方からの注文に「やり方次第でこなせそう」と意気込むカヅミ。
サンプルを聞いたその日から図書館で本や詩集を読み込み収録に向かうのであった。
そしてカヅミの収録当日、大急ぎで下校しナナスタに向かったムスビの前には
収録で作曲家にダメ出しをくらい帰ってきたカヅミが倒れこんでいた。
「恋の満足を味わっている人はもっと暖かい声を出すものです(夏目漱石・こころ)」とダメ出しを受け、語彙力でも負かされてしまったカヅミは意気消沈。
それを見かねたムスビが「恋をしている人に話を聞く」ことを提案、それに賛同したカヅミは言い出しっぺであるムスビに早速話を聞くことに。
押し問答の末折れたムスビは恋とは「ドキッとする」ものだと答えるが。
その後ムスビのユニットNI+CORSの妹分であり「恋に恋するふたりは、まだシトラスの香り」というコンセプトを持つユニットでもあるCi+LUSの二人に話を聞くことになるが、納得のいく答えを得られないまま再収録の日を翌日に迎えてしまう。
未だ明確な答えを見出せず不安げな表情を見せるも「期待に添えられるよう、頑張ります。」と気丈に振る舞うカヅミ。
それを見かねた支配人は「期待にはもう十分応えてくれてる、君らしく歌ってくれれば、それでいいんだ」とカヅミの頑張りを褒め「明日は楽しんで」と帰宅させる。
帰路につくカヅミだが支配人の言葉を思い出し、今までにない感情を抱いていた。
これをムスビが言っていた「ドキッとする」ものだと理解したカヅミはその感情のまま収録へ向かった。
そして当日、支配人と無理を言って同席したムスビとロナが見守る中収録が終了。
期待以上の出来に「君に頼んで本当に良かった!」と作曲家に言わせるほどの表現力を見せ大成功を収めた。
と自分の言葉で「恋」を表現するカヅミのセリフで幕は閉じ、この曲は「恋セヨ乙女」と銘打たれてリリースされた。
・解説
1.0の「「恋セヨ乙女」考察」の方でだいぶ絡めて解説しているので詳しくはそちらをご覧ください。
時系列
イベントエピソードのため明確に言及されてはいませんが、「コニーが一切登場しない」ことと「ムスビが夏服」ということからEP.4.0以降であることが予想できます。
ムスビとロナ
度々触れているように最初にカヅミが打ち解けたのがこの二人。
終始バックアップしていたり、EP.1.5の小説のくだりを持ってくるなど非常に設定が反映されてます。
アユム
キャラ解説で触れたように以前カヅミはアユムにヴィクトリアンメイドに関して教えたことがありました。
今回はその逆の構図になっているだけでなく、Ci+LUSのユニットコンセプト、ムスビとの関係性がしっかりと反映されています。
支配人
EP.3.5で「カヅミの新たな可能性に気づけなかった」と嘆いていた支配人ですが、このエピソードではしっかりとカヅミの可能性に気づいて早い段階で上のように「誰かの言葉に置き換えるだけではダメ」と語っています。
ヒントは与えても皆まで言わないやり方はどこかコニーさんを想像しました、支配人もコニーさんと別れて成長したんでしょうね。
以上!!!!!!!!!!!
■おまけ
Telepath的カヅミのカード外見好き好きランキング
1.7th Anniversary
2.過激な露出
3(同率). 紙芝居&うたたね
センター分けした時のカヅミ、ガチでタイプなんです。
センター分けショートツリ目の女サイコ〜〜〜〜!w
以上!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なげえ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!