そもそも,感覚で接客していた自分を見直す
・そもそも接客って?
・染み付いた接客は無意識
・無意識を意識する。
・染み付いているのは先入観。
⑴ そもそも接客って?
接客 ・・・ 客を接待すること
その通りですが人を接待するやる方も人それぞれで抽象的。
捉え方や感情、性格や環境は影響するはず,,,。
それなのに、一括りにしにくい「接客」を各分野(飲食やホテル、美容室など)に一律させ流のは困難です。
お客様をもてなし、接待しているにも関わらず,人の接客によって快、不快は様々です。
接客の本質とは何か。
私、美容師目線からで、感じたり学んだ接客についての違和感を話していこうと思います。
⑵染み付いた接客は無意識
もちろんですが接客をしている時の言葉や行動は無意識です。
体に染み付いているし違和感を自分で感じることもほとんどありません。
自分が接客を覚えた1番最初を振り返ってみます。
友人や家族と喋る事とは全く別の感覚。
私は美容の専門学校で最初に学びました。
「いらっしゃいませ。」
「かしこまりました。」
「申し訳ございません。」
環境や状況、感情や捉え方を無視してワードだけが脳に叩き込まれます。
・お客様にはこうするべきだ。
・お客様なんだからこう言いなさい。
無意識に脳にインプットされた情報は記憶に残り洗脳します。
○スリーパー効果
信頼性のある人の情報の信頼性が減り、情報源が忘却されて情報だけが残ること。
⑶ 無意識を意識する
無意識を意識する事はとても大切ですが、とても難しい事です、、、。
○ メタ認知
自分の事(認知)を客観視すること。自分の認知を認知(考える、感じる、記憶する、判断するなど)を認知する。
《客観視する》《自分のことを第三者の目で見る》
とはよく耳にする言葉ですが、実際それを行い、行動出来ているのであれば、人から受けるストレスが皆少ないはずです。
※自分は特にコミュニケーションストレスを感じやすいので特に。
接客を含め、コミュニケーションストレスがこんなに多いのは,
メタ認知がやはり皆うまくできていないからではないかと思います。
(もちろん自分も含めてです。)
普段からの認知や行動、発言が《無意識》となって接客やコミュニケーション時に出てきます。
「接客モードに入ったから意識する」では遅く、「接客モードに入る前からの準備段階で意識する」事を身に付けないと結局は同じ接客の繰り返しとなります。
⑷ 染み付いているのは先入観
先入観は普段自分が使っている言葉であったり、行動に潜んでいます。
逆に言えば普段の何気ない発言と行動に疑いをかければまだまだ先入観は眠っていると言う事です。
※普段まで意識しないといけないのかと思うとしんどいですよね,,,w
密かにまだまだ練習中ですがよかったら参考にしてください。w
今までたくさんの出来事や思い出を作ってきましたが、
記憶には掘り起こせば自分の性格を作り、認知を積み上げてきた出来事は山ほどあると思うようになりました。
自分を知り今の自分の認知を認知するメタ認知と、その記憶をたどり今の自分を許容するマインドフルネス。
○ マインドフルネス
今の自分の状態に意識を向け心を整える技法。
「過去があるから今があり、今があるから未来がある。」
メタ認知もマインドフルネスも第三世代の心理学療法でも使われる科学的なやり方です。
これからの接客を見直すにはとても大切な知識です。
今までの接客のあり方を見直し、これからの美容業界の接客と認知の度合いを底上げする。
ストレスの軽減にもおすすめですので是非これを機に試してみてください♪