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【読書】「つじのじつ話③」
ライオンズファンの方なら崇拝しているであろう辻発彦前監督の著書
「つじのじつ話」を先日読了しました。
この記事では「つじのじつ話」の第5・6章について2点紹介したいと思います
①各章のざっくり概要
②自身が考えたこと
どうぞご覧いただければと思います!
概要
本書は6章構成で成り立っています。
つじのスタイル
つじのコーチング
つじのライオンズ監督時代
つじの鎧
つじの監督前
つじのこれから
この中で本記事では第5章と第6章について述べたいと思います。
第5章「つじの監督前」
本章では辻前監督がライオンズの監督になる前について書かれています。
現役引退後、目標通りヤクルトスワローズのコーチに就任し指導者人生をスタートさせました。
選手として一流の活躍をした辻前監督ですが、指導者になってからは悩むことも多かったそうです。その一つに指導のあり方がありました。
「なぜできない」から「どうしたらできるように」まで
スワローズの二軍守備走塁コーチになって最初に感じたのは「なんでこんな当たり前のことができないんだ」です。選手たちが、自分が当たり前のようにやってきたことができない。今思えばダメなコーチだったと思います。「なぜできない。ちゃんとやれ」としか言っていませんでした。
この文を読みグサっときました。
自分ができることがなんでできないの?
自分も部下に何かを教える時に思いがちでした。。反省です。。
本書に述べられている大事な部分は
「なぜできない。ちゃんとやれ」としか言わない点にあると思います。
その言葉だけだと抽象的な指示となり言われた側は
「なにをどうしていいのか分からず怒られているだけ」になります。
その後辻監督は気付きました。
「なぜできない」から「どうしたらできるようにさせられるのか」
の視点をもつようになりました。
目線を選手に合わせて考えること、改めて選手を観察していくことで
「人を教える」ことの難しさ、奥深さが感じられるようになったと述べています。
自分目線ではなく、指導される側の目線に立たないと
指導にならないという点がポイントです。
第6章「つじのこれから」
最終章では監督を退任したが、やりたいことはまだまだたくさんある辻前監督の「これから」について述べられています。監督の立場を退いた立場でライオンズの選手をどう見ているのか、「一生青春」を掲げている辻前監督の今後の考えとは?
監督のチャンスがあれば?「いやいやいや(笑)」
今は人生の中で、一番のんびりと過ごしている時期ですが、じっとしていると落ち着かない性格でもあり、時々、体がうずうずするときもあります。
ただし、「また、どこかで監督をしてください」と言っていただいたときは
「いやいやいや」と全力で否定しています。すみませんが、ユニフォームはもういいかなと思っています。
あくまで、今は、ですけど(笑)
これはライオンズファンは全員気になっているところではないでしょうか?笑
辻前監督の動向ですね。
辻前監督の大ファンである私からしたらライオンズの監督以外はありえない!
の一言です😂
万が一ライオンズ以外の監督になるとしたらセリーグがいいなぁ笑
同じリーグで戦っているところを見たくないですからね!笑
まとめ
第5章 「なぜできない」から「どうしたらできるように」
目線を選手に合わせて考えること、改めて選手を観察していくことで
「人を教える」ことの難しさ、奥深さが感じられるようになった。
第6章 一生青春
これからもドキドキ、トキメキを大切にしながら、野球を愛し、スポーツを愛し、仕事を、人生を楽しんでいこうと思います。