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落ちる時のトリガー

数年来睡眠障害をかかえていて、私がウツになったのもその症状をずっと放置してきたことも一因になっていると思います。
とは言え、ちゃんと良いお医者さんに巡り会えて、ちゃんとした治療を受けるようになって、最近は睡眠リズムに少し改善が見られるようになってきました。
それとともに気分的にも少しゆとりが出てきて、日常生活も活力が湧いてきて、実家の残置物処理案件なんかも前に進めるようになりました。
ただ物事を急激に進めたこともあって、この先の予定が段々詰め詰めになってきてしまいました。
今週は知人と会う予定を入れていたのですが、落ち着いた気持ちで会えそうもないので、事情を話して来月まで延期してもらうことにしました。

こんな風に自分の都合で人との予定を変更すると、相手に迷惑をかけるんじゃないか、相手に不快感を与えないかという不安で、急激に気分が落ちてきます。
これはウツになる前から持ち合わせていた性質で、自分の都合で予定を変更したり、人からの依頼を断る時、猛烈なストレスを感じてしまいます。
こんなに辛いと感じるなら、多少無理をした方がマシだと思ってるフシもあります。
そんな所が今は輪をかけて過剰になっていて、まるで金属製のお箸を飲み込んだような感じになります。
言うまでもなく現実に金属のお箸を飲み込んだ事などはなく、あくまで"そんな感じ"ですσ(^_^;)
はじめは1本だったお箸が、徐々に2本、3本、4本と数を増やしていって、やがで胸を押さえずにはいられなくなります。

今振り返ると、前の職場でも同じような感じで追い詰められていたんだろうな〜と思います。
先日医師から「出来ませんと断ったり、自分の無理な状態を相手に伝えられない所が、あなたの弱さと言えるけど、それでもあなたはこれまで自分の出来ることを精一杯やってきたんだし、それでいいの!過去の弱さは過去のものだからね。」と言われたばかりでした。

今週会う予定だった知人からは「もちろんいいよ〜!」と、予定変更を快諾して、可愛いスタンプを送ってきてくれました。
ものすごく有り難かったかです。

こんなふうに人にちょっと無理を聞いてもらうということに、私は慣れていかなければいけない。

人と折衝すること、相手の期待に添えないことに、そこまで不安感や罪悪感を抱く必要は無いのです。
もちろん頻繁に予定を変更したり、何でもかんでも自己都合を押し通すのも良くないけれど、人に頼ったり委ねたりすることに、過剰にストレスを感じることはないんだよと、自分に言い聞かせています。

そんな暗めな話を書きつつも、
京都御所でのんびりコーヒーを飲んでます。
池田製パンのくるみバンズは
いつも美味しいです!
明日は時代祭!
御所には遥か向こうまで
観覧席のパイプ椅子が並んでいました。

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