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コスメコンシェルジュが教える知って得する毛髪情報・その仕組みや構造、成長スピードについて細かく解説
毛髪とは外部からの衝撃や暑さ寒さから頭皮を守ってくれます。また眉毛やまつげなど生えてくる部位によっては汗、ほこりの侵入を防ぐと言った役割もあります。
毛髪のデータを紹介
太さ 0.05〜0.15mm 平均(0.08mm)
寿命 3〜6年
成長速度 1日約0.3〜0.35mm 1ヶ月 約1cm
引張強度 健康毛で130〜138g (パーマを1度すると約半分の強度になります)
※引張強度とはどのくらいまで耐えられるか、どのくらいの負荷で切れるかを指している強度
固着力 50g
※髪の毛を1本抜くのに必要な力
本数 日本人 約10万本 欧米 約13〜16万本
ヨーロッパ 約 8〜9万本
伸度 約1.3〜1.5倍
※引っ張った時、どれだけ伸びるか
含水量 健康毛の最大含水量 約40%
通常含水量 約12〜13% 白髪 約7〜10%
※毛髪の水分量
脱毛 1日50〜100本 (20〜30代は約60本 50〜60は約100本)
毛髪の構造
外側からキューティクル、コルテックス、メデュラの3つの構造から成り立っています。
キューティクルについて
ケラチンというタンパク質で構成されています。パーマなどをするとこのタンパク質は破壊され、キューティクルが開いた状態になってしまいます。すると中の栄養分も外へと出てしまい、乾燥毛になり、やがてダメージ毛へとなってしまいます。髪の毛は爪と同じで死滅細胞なので、一度傷んだキューティクルを修復することは出来ません。
コルテックスについて
髪のハリや潤いを出しているのがこの部分で毛髪の8〜9割を指しています。またコルテックスにはメラニン色素があり、髪の毛を黒くしています。もしメラニンがなくなると白髪になってしまいます。ちなみにアジア人と欧米人で毛髪の色が違うのはユーメラニンとフェオメラニンの2つのメラニンが存在し、その割合によって毛髪の色が変わってきます。白髪はどちらのメラニンも出ていない状態になります。
メデュラについて
この組織は、ある人ない人がいて、髪の成分では一番水分を含んでいます。また組織には空砲と呼ばれる空気の層があり、暖かい空気をメデュラ内に保ち体温を保角に役立っています。代表的な例が犬になるのですが、犬はこの組織が発達していて、寒い日でも毛の中にメデュラがあることによって体温を保つことが出来ています。
最後に
美容業界ではよく毛髪の構造を太巻きに例えます。キューティクルは海苔、コルテックスはお米、メデュラは具となり、もしこの海苔が剥がれると中に入っているお米は崩れてしまいますよね?これは髪で言うと栄養が流れてしまうのと同じなのですが、皆さんもそうならないように髪の毛のケアは適切に行って貰えると嬉しいです( ^ω^ )
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