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実家のお片づけ・本棚処分をめぐって川柳ができてしまった!

実家の2階の部屋に置かれている「死蔵専用」の本棚。
古い美術全集やハードカバーの長編小説、
歴史解説などが並んでいます。

中身もろとも廃棄したい、というのが
わたしの希望ですが
母にとっては大切な代物。
何十年も読まなかった本のために
住人がきゅうくつな思いをするなんて腹立たしい。

さんざん言って、ようやく
「本棚は処分してもええ・・・」
けれども中身の本は、決して譲歩してくれませんでした。

「ぜんぶ捨てちゃえば
カンタンにスッキリ、広々するのに~!」
と心の中でぼやきながら片づけていると
次々と五七調のうらみ節が浮かんできました。

・たいせつよ 本は捨てぬと 積んでおき

・本まもる そのヒト本は 読まぬヒト

・たいせつよ 本は捨てぬと 言いつのり
  本だな無くば しまうモノ無し

・本だなを 贈りし故人を 語りける

・もう捨てる その本だなに おじ語り

・本だな捨てる 本捨てぬ かくて本だな 捨てられず


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