文系にこそ価値がある
私は、理系大学生です。最近理系のほうが就職に強いなどと言われますが、本当に理系は必要とされているのでしょうか?
「理系は反復可能な知を学び、文系は反復不可能な知を学ぶ」と言っている方を見つけて、その言葉を聞いて自分なりに回答を見つけたので述べていきたいと思います。
まず、なぜ理系は必要とされていたのか?
それは、反復可能である知識から論理的に思考することにより、物事に成功する可能性が高いと考えたからだろう。そしておそらくその考えは多くの会社で正しかったのだろう。
では、文系は必要ないのか?
決してそんなことはない。文系に求められている能力は、アイデア力である。反復不可能な知を学んできたからこそ、理系とは違う発想を持ちえるのだ。
私は理系のアイデア力に限界があるのではないかと考える。なぜなら理系の人間は、反復可能な知という限りあるものをもとに発明しているからである。新たなものを生み出すという社会で求められている能力は、むしろ反復不可能な知を学んだ文系の人間にあるのではないだろうか。この先、意外な発想を生み出すのは文系の人間であり、需要が高まっていくのではないかと私は考える。
(補足)
私は上のように考えていたのですが、ある社長の話を聞くと、理系の人のほうが優秀なことが多いとのことです。理由を尋ねてみたところ、「理系の人間のほうが、文系の人間よりも多くの量勉強していたことが分かる。文系の人は勉強の仕方を知らない人が多い」とのことです。確かに理系の大学生と文系の大学生では勉強量の差を感じます。卒業要件単位数が20単位もちがうとか、文系の授業では出席しなくても最後にレポート出せば単位もらえるだとか、差は歴然ですね。
最終的に行き着いたのはとてもありきたりな答えで、文系が有能になるには余った時間をどう過ごすかにかかっているということです。本当にありきたりで、悲しい答えに行き着いてしまいました。文系の皆さん、理系は頑張ってると思って勉強初めて見るのもいいかもしれませんよ。(他人事)
しょーもない結論ですいません(-.-)