#40 時間を守る日本人
こんばんは。新米副園長のマジシャンです。
少し昔話をしましょう。
私は約10年前にワーキングホリデーでニュージーランド🇳🇿に行ってきました。
とてもとても楽しい日々で、人生の宝となっている経験です。
全ての思い出を語ると、一冊の本が出来てしまうのではと思うほどです。
そんな楽しい日々の英語の学校の時の話。
その語学学校の先生はとても面白い人でした。教室で母国語を喋った回数によりコーヒーを奢るゲームや、バスに乗ってその乗った距離を歩いて帰る授業。
母国の料理を振る舞う授業。
中には、各国から来ている生徒の特徴をディスりながら話した授業。
その時、言っていた話をします。
「時間の考え方は国によって違うよ」
という話。
私たち日本人🇯🇵は褒められました。
10分前には教室にいると。
次に韓国🇰🇷の生徒が誉められました。
5分前には教室にいると。
次に中国🇨🇳の生徒が褒められました。
開始した時には教室にいると。
その次は褒められませんでしたが、
サウジアラビア🇸🇦の生徒が言われました。
10分経ったら教室に来ると。
次はヨーロッパの国の生徒が言われました。
授業が始まり20分後には教室に来ると。
その後は、ブラジル🇧🇷の生徒の話になりました。
ブラジルの人は予定時刻に家を出る。
「始まってるよ」と呼ばれたら家を出る。
もちろんお酒は夜通し飲んでいる。
ほら、こうして、授業が終わる頃にやってくるのはいつだって、ブラジル🇧🇷の生徒だ。
と、言うと、
終了のチャイムとともに扉を開いたブラジル🇧🇷の生徒。
「いやー二日酔いだよ。」と。
この日は二日酔いという言葉を覚えました^ - ^
この表現がとても印象に残っています。
時間に遅れることは日本人としてはいけないことですが、国をあげて、
「まぁ良いじゃないか!」という文化ものだと。
そんなニュージーランド🇳🇿バスは定刻には来ません。
定刻から10分経って、隣のおばあちゃんと話をすると、
「遅れるのはこの国はだいたいそんなものよ。それよりあなたと話ができた時間が嬉しいわ。」と素敵な言葉をくれたおばちゃんもいましたね。
またあの時間に追われない日々も過ごしたいなー。
おしまい^ - ^