駄菓子文「ゲーム好きの子供と言う話」

ゲームが好きな子供の話では無く。

ゲームが好きな自分、その子供と言う話です。

自分には6歳になる娘が居まして。
自分が鬼のようにゲーム好きで、まぁまぁ嫁さんもゲームが嫌いじゃないよって家庭なので、所謂子供が「ゲーム機買って買って!!」とおねだりする前に親(自分)が「コレは必要な経費だから……心の栄養だから……」と心の中で言い訳しながら先にゲーム機を買ってしまうような家庭なんです。こうなってくるとたまに「子供と大人の立場が逆」みたいな状況がありまして。

例えば、日曜とかゲームばかりしている子供に対して「いつまでもゲームばかりしてないで外で遊びなさい!!」と言うシチュエーションあると思うんですけども、この場合家では

「ごめんだけど!! ごめんだけど!! 次のセーブポイントまで!! 次のセーブポイントまでお願いします!!!!」

「さっきの画面変わった所でセーブ出来てたでしょ!! 画面右下にセーブしたよってマーク出てたの見たよ!! 外に遊びに行こうよ!!」

これ、前者が自分で、後者が娘です。

最近賢くなってきまして、ゲームのオートセーブがどのように行われているかとか学習しているので何とも厄介なんですよ……。

あとですね、誕生日とかでもですね。

「誕生日はオモチャとかじゃなくてゲームソフトがいいんじゃないかな? ほら、オモチャはもう置くところないじゃん?」

「いや、ゲームソフトはパパが勝手に買うから良い」

これも前者が自分で後者が娘なんですけもど。
確かに、ニンテンドースイッチでは、マリオ、ドンキー、カービィ、ゼルダ、とかその辺の目のつくタイトルは全部発売日に自分が買ってしまっているので娘としては「ソレ、やるわ」って感じなんですが……はい。

いや、話は変るんですけども、最近ゲームはダウンロードで購入できるようになって凄く便利になっていますね。自分もインディーズのソフトは1000円~2000円程度で買えちゃうんでついついポンポンと買ってしまいます。この前も[HOLLOW KNIGHT]ってゲームを日曜日に買ってたんですけども。

娘「それ、買うの?」

俺「え? あ、はい」

娘「ママに言ったの?」

俺「い、いえ」

娘「……言っちゃお」

俺「ま、待って下さいよぉ~~、そ、そうだ! プール!! プール行こうか!? たーのしーいぞ~~wwww」

娘「…………はぁ~~」(解り易い深いため息)

俺「あ、今日飯どうする? カレー? 好きなカレーにする????」

で、その晩、普通に嫁にチクってました。娘


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