第1項 目標を高く持つ (第1章 成長する力)
前回に引き続いて、柳井 正さんの「経営者になるためのノート」を読んで、これは教師や学校にも応用できるのではないかなと思って、経営者になるためのノートをもとに「教師になるためのノート」を書いてみました。最近、教師になる人が減っている中、さらにこんなことを言ったら、もっと減るかもしれませんが、教師はそもそもこういった志が必要なんじゃないかと最近思います。
こんな若造が何言うてんねんと思うかもしれませんが、今後の自分のためにもここに記しておこうと思います。
第1章 成長する力
教員は、成長人であれ
第一項 目標を明確化し、高い目標を持つ
自分を成長させるために、教師が実践しなくてはいけないこと。その1つ目が、「目標を高く持つ」ことです。目標にはいくつかあり、自分がどのような教師になるかという目標(志のようなもの)、次に、学校目標(これは、校長になったときに考えないといけません)さらに、学級目標です。
みなさんは「目標を高く持って」仕事をしていますか?
ちょっと頑張れば到達できそうな目標のことを、高い目標とは言いません。
自分自身を更に高みにもっていくために、必要な高い目標とは、「常識で考えたらまともとは思えない」くらいの高さの目標を言います。
例えば、私自身は未だに、今の学校だけでなく、その市内すべての学校、また、府内すべての学校、さらには、日本全国の教育をさらに良くし、世界が注目する教育システムを作る目標を持っています。(ちなみにこれは、志です)
そういった、志とは別に学校には学校教育目標というものがあります。学級には学級目標があります。学校経営者や学級経営者はまずゴールとなる目標を設定するところから始めます。そこからやるべきことが明確になります。目標が高ければ高いほど、実現のためにやるべきこととして、様々な部分で成長しないといけません。