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「君たちはどう生きるか」を見て、小2の息子の生き方を真似しようと思った。
先日、見てきました。
見る前は、ネタバレとか見ずにいきました。何も見ずに素の自分でどう感じるかを大事にしたかったので。(ただ、わけわからん!という声はたくさん聞こえてきましたwww)
宮崎駿さんは何を伝えたかったのか?これを考えるとわけわからくなる
まずこの映画を見ながら、宮崎駿さんはどういうことを伝えたいんだろう?ということを考えながら見てました。(後で、思ったのですが、これを考えるとわけ分からなくなります笑)
結果、よくわかりませんでしたwww
で、見た後、色々な人の感想を見てみました。noteで検索したら哲学的にめちゃくちゃ難しい言葉で解釈している方がおられて、ビビりました。でもその方の文章を見ても自分自身はいまいち、ピンときませんでした。
若槻千夏さんの感想を見て「そうなんだ」と思った
でも、若槻千夏さんの感想を見て、「そうなんだ!そういうことなんだ」と思うようになりました。
「また観たい!! 大人と観たくない!! 子供と観たい!!」とし、「難しかったと言っている人たちは考え過ぎだと思います」
「どういうことを伝えたいんだろう?」とかいちいち考えること自体が、大人化してしまっていて、純粋に映画を楽しんでいないんじゃないか。そもそも、子どもってそういう見方をしないよなーと。
僕が子どものときに面白いと思った映画って、ストーリーじゃなくて、映画の1シーン、キャラクター、登場人物のかっこよさ、かわいさを見てたなと。今見ると、なんかこの映画微妙だなと思ったりしますww。でも、当時はそのキャラクターが好きでその映画が好きだったんです。
良いのか悪いのか大人になるに連れて、そういう見方をしなくなりました。
子どもと一緒に見たくなったシーン
そう思ってこの映画を思い出すと「あ!このシーン。僕の息子が見たら真似するだろうな」とか「このシーンを見たら、娘が喜ぶだろうな」とか様々なシーンで思いました。
ジブリの映画ってそんなシーンが満載なんです。
例えば、主人公の眞人の矢作り。もののけ姫にも似たようなシーンがありましたが、眞人は竹から弓を、釘や木から矢を作ります。最初は、ちょっとしか飛ばないんです。
でも、矢の後ろに鳥の羽をつけて、飛ばせるようになるんです。これって、似たようなことした経験ないですか?僕はこのシーンを見てワクワクしました。
似たようなことを子どものときしたなー!って。全然矢が飛ばない。。。そう思い出すのと同時に「息子もこれ見たら、すぐに自分で作りたくなるだろうな。」と思いました。
ちなみに、自分の小2の息子はなんでも自分で作ります。例えばこの写真。今は「どうする家康」にハマって、ダンボールで鎧を作ってます。
![](https://assets.st-note.com/img/1690429972416-Ax8nIB2ZWy.jpg?width=1200)
自分の子育てについて振り返る
僕も妻もこれを大量につくる息子に最初は微笑ましかったのが、だんだん増えてくると邪魔になってきて。
「ゴミを増やさんといて!捨てて!!」というようになりました。
でも、息子は、
「これは僕の宝物や!!ゴミじゃない!!」といって、捨てないし、作るのをやめない。
ガラクタがどんどん増えてくる。。。
そう思ってたんですが、このnoteを書きながら、これって、子どもならではの大事な感性なのではと思うようになりました。今、その感性を潰そうとしてるのは親である自分かも?と。
だれに何を言われようとも、自分が好きなことをする。好きなものを作る。自分にとっての宝物をつくる。
大人になると少しずつ周りの評価を気にするようになります。無意識のうちに、自分自身の宝物を作ることを諦めて、周りの人がすごいと言ってくれるものを作ったり、言ってもらうように努力しようとするようになります。
ちなみに、僕はそうです。
自分の子どもを宮崎駿監督を重ねてしまうのは烏滸がましいのですが、宮崎駿さんにとっては映画を作ること、ジブリのような映画が宝物であって、誰に何を言われようが関係ないんだと思うんです。
息子は生き方に純粋です。最近いつも赤いマントを必ず着て、剣をズボンに差し、どうする家康に憧れて、織田信長の座り方、立ち方を真似してます笑
そんな子どもの好奇心旺盛で、創作意欲がすさまじいところを褒めてやりたい。邪魔をしないようにしたい。
なんか、そんなことを思って、自分の子育てについて反省しました。若槻千夏さんは以下のようにも述べています。
「めちゃくちゃ今まで通りであり今までを超えた作品でした。世の中の賛否に流されず あなたが好きなジブリを胸に見に行って観てください!!」
世の中の賛否に流されず、あなたが好きなジブリ
誰に何を言われようが関係ない。自分が好きならそれで良い。
そう思い切れる息子がかっこいいと思うようになりました。
そんな息子の生き方に憧れながら、息子から生き方を学びたい。
誰かに何を言われようが、自分が好きな生き方を見つけたい。自分が好きなものをつくりたい。自分にとっての宝物をつくりたい。
そのために、自分はどう生きるのか?
そんなことを考えるきっかけを与えてくれた映画だと自分では思ってます。
次は、子どもたちともう一度見て、子どもたちの反応を楽しみながら、好きだったシーンについて語り合いたいと思いますw
これは余談ですが、主題歌の米津玄師さんの「地球儀」めっちゃいいです。
テキトー教師について
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