「日本初!?」PTA業務のアウトソーシングサービスについて教師が考えてみた
先日、こんな記事を見ました。
近畿日本ツーリストが、PTA業務のアウトソーシングサービスを開始するようです。PTA業務は、昭和時代に母親が家庭にいる前提で作られた、学校と保護者が連携して子どもをつくっていこうとする制度です。
連携することはとても有意義なのですが、ただ、共働きの家庭にとっては、PTAの押し付け合いが始まることもあり、ケンカのもとだったりするので、令和時代に新しいカタチを考えていくほうが良いかもしれません。
そこで、近畿日本ツーリストが以下のコンセプトでPTAの業務アウトソーシングサービスを提供してくれました。
アウトソーシングサービスとは
とかいているので、学校の業務の一部を社外へ委託するサービスのようですね。
具体的にどんなサービスになる?
良い感じの、サイトになっていますね。
個人的には、学校行事の応援、学習支援がありがたいです。特に、学習支援については、平日の放課後や土曜日に学校でしんどい子のために支援をしてくれたらありがたいなと思ったりします。
欲をいえば、中体連なんかと連携して、大会の運営もやってくれたらありがたいと思います。
学校としては、お金が気になるところですが、一般に公開されておらず、専用のWebサイトから問い合わせた後に、担当者より回答がある。とのことでした。
マネタイズに関しては、どうなるか僕にもわかりませんが、旅行会社なので、修学旅行はうちでやってね!そのかわり、アウトソーシングサービスを安くしておきますよ!みたいな特典がついていたらありがたいかもしれません。
これが、よいサービスになることを願って
こういった、学校の仕事を外部委託することを、「楽している!」「保護者たやるべきだ」とか言うのは簡単です。ただ、選択肢が増えることで、幸せになる人が増えるかと思ってこの記事を書いています。また、生徒とのトラブルも必ず出てくると思います。だからといって、それは教師ともトラブルがあるので、長い目で考えていっても良いかなと思います。
海外の学校なんかは、学校を中心として民間やNPOみたいな団体がさまざまな子どものためのサービスを実施していると聞きました。日本もそうなってくれたら、学校の先生も、子どもも、保護者も幸せになりそうですね。