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10月3週/今週の気になるAIニュース、他/週刊教育・AI・育児日記 第27号

AI×教育ニュースですが、以前までは毎回4〜5記事を必ず入れていましたが、今週からは、本当に僕が共有が大事だと思うニュースだけを取り上げようと思います。

なので、そんなニュースがなかったら発行しない日もあるかもしれません。

あと、ラジオでも喋りましたが、GPTsやDifyを使った現場で使えるAIの作成に時間を取ろうと思います。頑張って1週間に1個は作って、需要があれば、その使い方、作り方をnoteかYouTubeで紹介しようと思ってます。

というわけで、今週もよろしくお願いします!!


今週の気になる教育×AIニュース

①【海外ニュース】AIが「危険にさらされている」生徒を過小評価、米国の学校への資金削減につながる

ネバダ州の学校システムで導入されたAIによる「危険にさらされている」生徒の識別プログラムが物議を醸しています。

• AIシステムは、学生データを分析して「卒業スコア」を算出し、下位20%を中~高リスクと分類しています。
• この分類により、州の資金配分が変更され、多くの学校で予算が削減されました。
• 学校関係者は、パンデミック以降、支援を必要とする生徒が増加していると主張しています。
• AIの判断基準が不透明であることから、公平性と透明性に関する懸念が提起されています。
• この事態は、教育行政におけるAI活用の是非と、「危険にさらされている」生徒の定義について議論を呼んでいます。

NotionAIによる要約

これは日本には取り入れる際にも慎重に取り入れたい施策ですね。

従来、ネバダ州では低所得家庭の学生が「リスクあり」として資金を配分されていましたが、この方法は一部の学生を見落とす可能性があったそうです。

そこでAIを用いることで、学生の状況をより精密に評価し、真に支援が必要な学生を特定することを可能にしました。この取り組みは、教育資金の配分をより透明で公平なものにすることを目指しており、特に低所得家庭の学生に対する支援を強化することが期待されています。

ただ、AI導入後リスクとされた学生の数は288,000人から63,000人に劇的に減少したそうです。

その結果、これまで配分されていた資金が大幅にカットされ、AIによるリスク判定が本当に妥当なものかどうか深刻な問題になっているようです。

日本では、埼玉県が不登校生徒の特定にAIを使う実証研究がされていますが、それらを資金の配分まで利用するには、単純にAIや統計による量的調査だけでは不十分なのかもしれません。

行政も入って事例研究も積み重ねたうえで、本当にAIの判定が妥当かどうかバイアスが入っていないのか、慎重にならないとネバダ州のような大幅カットが起こるという反面教師として学んでおきたいですね。


②【海外ニュース】マサチューセッツ州で、息子が論文にAIを使ったとして処罰されたため、両親が学校を訴える

マサチューセッツ州の高校生の両親が、息子がAIツールを使用したとして処罰されたことに対し、学校を訴えています。主な要点は以下の通りです:

- 生徒はAIを歴史の論文の研究に使用したが、論文自体の執筆には使用していないと主張。
- 学校側は生徒に留置処分を課し、成績にも影響を与えた。
- 両親は、この処分が息子の大学入学に悪影響を与えると懸念している。
- 全米優等生協会(National Honor Society)への入会も拒否された。
- 訴訟では、学校のAI使用に関するルールが不明確であると指摘。
- 両親は学校に対し、AIポリシーの明確化と教職員へのAI関連トレーニングを要求。

この事件は、教育現場でのAI使用に関する明確なガイドラインの必要性を浮き彫りにしています。

NotionAIによる要約

今後、日本でも同様の問題が起こりそうです。

例えば、「AIを嫌ってる先生が、子どもに問いただした結果、AIを使ったことを認め、その結果、成績を下げる。」

このことを聞いた両親が学校になぜだめなのか聞きに来る。

このような問題に対し、学校としてAIの使い方を決めてるか決めてないかによって、対応が大きく変わってくると思います。

このニュースの通り、AIのガイドラインがあるかないかも大事ですし、そのガイドラインをどのように作るかも大事です。

子どもたちは、学校の先生以上にいろいろなAIを使っています。

学校も一定のAIの知識が必要だと思いますし、ガイドラインができるまでは、禁止にすることも成績を下げることもできないですね。

③【海外ニュース】MathGPT が生成 AI を活用して数学を誰もがもっと身近に学べるようにする方法

この記事は、MathGPTという数学学習支援AIツールについて説明しています。主なポイントは以下の通りです:

- MathGPTは、生成AIを活用して数学教育をより身近で効果的なものにすることを目指しています。
- 創設者のPeter Relanは、自身の経験から数学教育の重要性を認識し、このツールを開発しました。
- MathGPTは、単に答えを提供するのではなく、学生に考えさせる質問を投げかけ、理解を深める手助けをします。
- 現在、30以上のコミュニティカレッジでベータテストが行われており、学生の成績向上に貢献しています。
- このツールは、アクセシビリティや安全性、コンプライアンスの高い基準を満たしており、幅広い学生に対応できます。
- Relanは、MathGPTが数学教育の格差を縮め、より多くの学生にSTEM分野でのキャリアの機会を提供することを期待しています。

全体として、MathGPTは生成AIを活用して数学教育をより効果的かつ公平なものにすることを目指す革新的なツールとして紹介されています。

NotionAIによるようやく

試してみたいツールです。数学のAIですが、すぐに答えを教えるので答えだけじゃなくて、解き方を教えてくれたり、やる気が無くなったときに、やる気が上がるような、アドバイスや支援をしてくれるAIがほしいなと思ったりします。

あと、数学嫌いの子どものやる気を出す、継続するためのアシスタントもほしいですね。

活動報告

活動報告は基本的にはこちらにまとめています。

AI勉強会

明日やります!僕はGPTsをGoogleスプレッドシートとつないで、記録したり、そこから問題を出したりできることを紹介します。

読書会

こちらも明日やります!!

1週間の記録

ペーパーシュートカメラを買いました。これから1週間の振り返りもかねて、1週間でとった写真の中で良い感じの写真をこちらにアップしようと思います。

駅のホーム
飛行機雲と太陽
虫目線
太陽の光が良い感じ
夕方散歩

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