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適応するために『頑張る方向を変えてみる』
ゴールデンウィーク最終日ですね。
みなさんはどんなゴールデンウィークをお過ごしでしたか。
明日からお仕事のひとも多いと思います。
仕事が楽しいと思う人もいる一方、疲れを感じてしまうひともいますよね。
自分が希望して入った会社や部署でも、楽しいことばかりでなくやりたくないことだってあると思います。
私も、看護師のなるまでは看護師の仕事って
患者さん身体の状態をアセスメント(評価や分析)したりケアするだけだと思っていました。
看護師の仕事って事務処理が多いんですよね。
アセスメントやケアは、やって当たり前。
大前提ですよね。
事務処理のほとんどは医師の指示や検査の処理。
やらなければ怒られる。
やっても不機嫌そうな顔をされる。
やって当たり前みたいなかんじです。
今は、医師のかかえる患者さんって私がいる病棟だけじゃなくて、ほかの病棟にもいるし、外来の患者さんもいるのでキャパうというのが理解できるけど看護師になりたてのころは、分からなくて
「なんで、患者さんをもっと診てくれないんだろう。私たちに優しく接することができないんだろう。医師って冷たいな」と思っていました。
そんな感じで仕事に取り組んでいたら
そりゃ、仕事がしんどくなってきますよね。
そんな風に思っているのは私だけではないと思うのです。
特に明日は、行きたくないひとが多いのではないでしょうか。
連休中のお休みモードから仕事モードに切り替えるのはしんどいですよね。
たくさん積み重なっている業務をこなすのはしんどいと思います。
気分もどんよりしているかも知れません。
行きたくないな。
そう思うかも知れません。
だけど、気持ちを奮い立たせて行く。
「よし。頑張るぞ」
「だけど…。行きたくないな」
こんなループを繰り返している人もいるかもしれませんね。
私は毎朝、この繰り返しです。
1,逆転の発想「頑張らないを頑張る」
私は、ずっと頑張ることを頑張り続けてきました。
だけど、あまり効果はなかったです。
勉強も仕事も頑張ってもうまくいかずに
「もう、やーめた」
と、途中で挫折してしまうことが多かったです。
看護師になってICUの担当に付きだしたから、急性期看護を勉強してたとき
1日かけて参考書を見てノートに写していましたが、知識と臨床をつなげることができなくて自己嫌悪に陥りました。
学生の時に、一生懸命勉強をして高得点が狙えると自分も塾の先生も期待していたのに確認を怠って、見直さずに赤点をとりました。
高校はスポーツ推薦入学を狙って、部活を頑張りましたが結果が出せなくて結局、私立の専願でやっと受かりました。
といったように頑張りすぎると、空回りをしてしまうことが多いと思います。
心理学を学んで思うのは
ひとは頑張るとき、身体に力が入ります。
呼吸が浅くなります。
考え方も
「○○しなければならない」
「はやく、この仕事を終わらせなきゃ」
と気持ちがそわそわしてきます。
そんな状態で仕事をしているとふだんはしないミスをしてしまうこともあるんじゃないかなと思います。
なによりもイライラ、そわそわしているときは身体に負担がかかってしまいます。
ずっと身体に力を入れ続けていると、肩こりや首コリがひどくなってしまうのでもっとしんどくなってしまう可能性があります。
そうならないために、
頑張らないことを頑張る
ことじゃないかなと思います。
頑張ることも必要です。
だけど、がんばりすぎると身体もこころもしんどくなると思うのです。
特に連休明けの仕事は頑張りすぎる人が多いんじゃないかなと思います。
頑張ることを頑張っているときのサインは身体がきゅっとなっています。
眉間にしわが寄っています。
呼吸が浅いです。
そんな自分に気付いたら、深呼吸してみてください。
身体の緊張がほぐれると、リラックスできて仕事のペースも上がってくるかもしれません。
仕事や勉強は生きていくためのツールですが、身体を壊してまでする必要はありません。
連休明けだからこそ、ゆるっと行きましょう。