これまでの人生の中で「諦めなくて良かった話」part1。
まずは気楽な話から笑
これは本当によく頑張ったな!と今でも自分を褒めてやれることです。
僕は小学生の頃、学校の中で(※学年じゃないですよ学校全体です)常にベスト5にに入る肥満児で、ベスト3に入る事もありました。
1ヶ月に500gずつ体重が増えていたので、なかなかのハイペース。
「肥満教室」的なものにも召集されていました。
ただし負けん気だけは強かったので、それなりに運動は出来ていました(水泳は恥ずかしいのもあって、まったくダメでした)。勉強もちゃんとやっていました。いじめられたりもしていませんでした。
そんな小学6年生の夏休み。
そのタイミングは唐突にやってきました。
「このままだと人生が終わってしまう!」
あとで思い返すと思春期に差し掛かったからでしょうね。。
次の日から我流でのダイエットを開始しました。
友達にも家族にも先生にも「痩せる!」と宣言しました。
家族は「絶対無理」と言ってきました。
逆にスイッチが入り、絶対に見返してやる!と思いました。
朝は壁相手にサッカーやドッジボールで汗をかき、昼ご飯は母親にお願いしておいたキャベツの千切りを大量に食べてからご飯を食べる。
夜ご飯はベルトをきつく締めて食べる。
その後は自分の部屋でラジオを聞きながら腹筋を300回(当時、ブンブンベストテンという番組があったので、一曲毎に30回×10曲=300回というシステムを作りました)。
もちろん一切間食も断ちました。
どれだけ家族が誘惑してきても頑として断りました。友人宅に泊まりに行っても同じようにしていました。
特にカロリーの高そうな食事(例えばすき焼き)の時は、家族が食べ始めてから30分後に食卓についたりもしていました。
お正月ですら余計なものは食べませんでした。
そんな生活を6ヶ月。
一日たりともサボらずに続けました。
まさに「鉄の意志」です。
小学生でよくあれだけやったな!と思います。
結果、8キロ痩せました。
ドッジボールでしゃがんだ時にズボンが裂けるという経験が3回もありましたが、そんなズボンもスカスカに。
「気をつけ」の姿勢で初めて自分の「つま先」が見えました。
太腿の間に空間が生まれました。
三角座りも楽に出来るようになりました。
まわりのみんなが本当にびっくりしてくれました。
今思えば成長期に入った段階で自然に痩せていたのかもしれません。
ですが、あの時の経験は僕にとって初めての成功体験になりました。
誰かに指示されたわけでもなく、自分で思い立ち、自分で行動し、納得のいく結果を出す事ができた。
あの経験のおかげで、「頑張れば自分はなんとかできる人間だ!」と思えるようなったのかもしれません。
そう思うと、太っていた事も意味のある事だったんですよね。
「意味のない事なんてない」
その通りだと思います。
でも、本気で向き合って初めて意味を成すのだと思います。
太っていたという過去は、今の僕にとって大きな「ネタ」になっています。
それだけでも大きな「価値」です。
「ネタ」に出来たらなんでもアリです笑
どうでもいい「諦めなくて良かった話」part1はダイエットでした😂
またいつかpart2を書きまーす。