Netflix ナイト・ストーカー: シリアルキラー捜査録
Netflixのドキュメンタリーシリーズは内容に見せ方の工夫がよくされているので、ドキュメンタリー作品も結構面白いものがあって、シリアルキラーモノは特によくできている作品が多い
今作は他でも作品になっていたり映画の題材の元ネタとしても扱われる有名な事件で、内容自体は主にこの事件を捜索していた2人の刑事がメインで話進んでいき、要所要所で当時のマスコミや遺族が出てくる構成
アメリカのドキュメンタリーのすごいところは遺族も顔を出して取材に受けている点 こういう面でもいつも文化の違いを大きく感じてしまう どちらが正しいとかの線引は無いけれど、日本人からすると結構衝撃的
事件の内容は本当に残虐で、こういう事件を元にした映画などを観てきた人からすると逆輸入のような状況で事件の詳細を知るようなことになると思う
それくらい実際に起きた事件とは思えないくらいぶっ飛んでいる
この作品は一応事件の最後までを描いてはいるものの、犯人の動機や事件の込み入った解説などは描かれてはいないので、そういった細かい犯人サイドから見えるものを描写したものは他で補填するのが良いと思う
個人的には終わり方に少し疑問が残るというか、あっけなさみたいなものが漂ってしまい、本編の前半・中盤くらいまでのエンタメ演出を交えたような流れではなくなってしまった感じが少し残念だった
Netflixのドキュメンタリーシリーズは他にも山程あるので、次作を見る際はもう少し吟味しても良さそう
ポスター(インターナショナルver)
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