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Googleストリートビューで巡る!日本一低い山ランキング

こんにちは、低山ハイカー英武ゆうです!

今回は低山ランキングとして、全国の低い山をめぐっていきます。日本で一番高い山というと、すぐに富士山と皆さん頭の中に浮かぶと思うのですが、低い山って登山的にあまり注目されていないんじゃないかと思います。ちょっとしたお話のネタにもなると思いますので、ぜひお付き合いください。

第5位:大阪府の蘇鉄山(標高7メートル)

この動画の前後で横須賀市の高取山(標高139メートル)をご紹介していますが、そこもすごく低山です。でも日本有数の低山というのは、やはりレベルが違います。

蘇鉄山の「ソテツ」という名前は、その植物が枯れかかったときに鉄釘を打ち込むと蘇るという伝承から来ているそうです。記念樹として公園などいろんな施設に植えられることが多い植物ですね。

山頂には一等三角点が設置されており、近くの神明神社では50円で登山認定証を発行していただけます。登り口は2カ所あり、どちらも道が整備されていて坂がきつくないので容易に登ることができます。ただし、眺めはあまりよくないそうです。


第4位:徳島県の弁天山(標高6メートル)

弁天山は、この一帯が昔は海だったそうで、海の神様である日本の神道の女神が、仏教系の女神と習合して弁天様と呼ばれるようになったとのことです。

自然にできた山としては日本一低い山だとアピールしています。山頂には弁天様が祀られており、登山道には手すり付きの立派な階段が整備されています。

第3位:大阪府の天保山(標高5メートル)

天保山は完全に公園のような場所に位置しており、観覧車もある観光地となっています。1996年に国土地理院の地形図に掲載された際は日本一低い山でしたが、2011年の東日本大震災で東北のある山が標高6メートルから3メートルに下がってしまい、その座を譲ることになりました。


第2位:宮城県の抹香山(標高3メートル)

こちらが、先ほどの天保山から「日本一低い山」の座を奪った山です。もともとは6メートルあった標高が、東日本大震災で3メートルまで沈んでしまいました。

山の近くにはバス停があり、熊出没の注意を促す看板もあります。一時期は「日本一低い山」として注目されましたが、次にご紹介する山が現れ、その座を明け渡すことになりました。


第1位:秋田県の大潟富士(標高0メートル)

名前に「富士」とついていますが、標高は0メートル。これは本当に山なのでしょうか?実は周囲が干拓地となっており、周辺の土地はマイナス4メートルほどの標高なのだそうです。その開発により低くなった土地から、標高0メートルになるように人工的に作られた山なのです。

山の形は富士山に似せて作られており、登山口は2つあります。人工物であっても「山」として認められるかどうかは、実は自治体の裁量で決まるそうです。


Googleでの山めぐりは、なかなか面白い発見がありますね。普段なら目を向けないような場所にも興味が広がります。この機会に、もう少し深く調べてみたいと思います。

それでは、また他の記事でお会いしましょう!

より詳しい登山の情報は、YouTubeチャンネル「低山ハイカー英武ゆう」でも配信していますので、ぜひチャンネル登録をお願いします!


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