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日本国憲法第五十九条

法律案は、この憲法に特別の定のある場合を除いては、両議院で可決したとき法律となる。
2.衆議院で可決し、参議院でこれと異なつた議決をした法律案は、衆議院で出席議員の三分の二以上の多数で再び可決したときは、法律となる。
3.前項の規定は、法律の定めるところにより、衆議院が、両議院の協議会を開くことを求めることを妨げない。
4.参議院が、衆議院の可決した法律案を受け取つた後、国会休会中の期間を除いて六十日以内に、議決しないときは、衆議院は、参議院がその法律案を否決したものとみなすことができる。

同じ日々を繰り返す中で、美味しいご飯を作れた時や楽しくお酒を飲んでいるときは満たされていると感じる。今日も鯖缶で作ったなめろうをレタスで包んでもりもり食べながら冷えた檸檬堂を缶から直接飲み、色とりどりのテレビ画面を見つめていた。
食後に淹れたお茶を片付けてテレビを消し、そろそろ寝ようかと思ったが、それでもやっぱりモヤモヤとしてnoteを開いた。
私の最も満たされる瞬間は文章を書いている時、そして書き終わった自分の文章を読み返す時だ。自分の内面の、時にはかなり奥底が出る場所だから良いも悪いも自分では判断できない。だけど、連なる言葉たちを眺めそれが全て自分から生み出されたものだと気付いたとき、とても満たされた気分になる。

緊急事態宣言発令以降、会社でよく飲みに行っていた人たちとの会合は一切行われなくなった。昨日も21時に仕事を終え、駅まで歩きながら「違法に20時以降も飲める店探しましょうよ」なんて嘯いていたが結局新宿大ガードの交差点で解散した。探せばやっている店もあるだろうし、やっていたとしても罰則を受けるが違法ではない。だけど今ここにいる3人に万が一のことがあったら職場は機能しなくなることが分かっているし、何よりそこまで倫理観は崩壊していない。

帰宅してご飯を作っても良かったが、彼も私も空腹で夕飯を作る気力もなく時間も遅かったため、最寄駅近くの牛丼屋でテイクアウトをすることにした。別にお嬢様だった訳ではないが、私は牛丼屋に入ったことがなく、当然食べたこともなかった。昨夜、齢28にして牛丼童貞を捨てた。
店内には商品の受け取りを待つおじさんが4.5人いた。全員入口近くの座席に適当に座り、ぼんやりと手元の小さな液晶画面を眺めていた。“難民”そのものだったし、他でもなく私もその一員だった。
帰宅し、着替えと手洗いを済ませて牛丼の蓋を開けた時は既に22時半を超えていた。こんな時間に食べるものではないと思いつつも、でももしかしたらこの時間に食べるのが正解なのかも知れないとも思った。初めて食べる牛丼は、特に可もなく不可もない、予想通りの味だった。ご飯はボソボソとしてあまり美味しくはなかったが、これも“この時間に食べる牛丼”の正解のような気がした。

いつもシングルベッドに二人で寝ているがいくら彼が細身だといえど当然スペースとしてはかなり狭く、寝返りも打てないため起きた時身体がバキバキで死にそうになる。昨夜は別々に寝ようと床に布団を敷いて自分の寝る場所を確保したつもりが、いつの間にか寝る準備を終えた彼が先に布団に入っていた。ベッドより広いからいいじゃん、と納得できるようなできないような話に疑問を残しつつ頷き結局一緒に寝た。
7歳上の彼に対して、一応敬語とタメ口は半々くらいになってきたものの、ファミレスでも何でも一回は上座を譲る精神はある。向こうを床に寝させ、自分だけベッドに寝るわけにもと思っただけだったが、内心では満更でもなかった。

今日も満足。ありがとうnote。

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