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日本国憲法第五十八条

両議院は、各々その議長その他の役員を選任する。
2.両議院は、各々その会議その他の手続及び内部の規律に関する規則を定め、又、院内の秩序をみだした議員を懲罰することができる。但し、議員を除名するには、出席議員の三分の二以上の多数による議決を必要とする。

結局欠勤者が続出したということで会社からお呼びがかかった。昼前に課題を終わらせ、PCを持って会社へ。15時から再開される授業に合わせて出勤し、会社の休憩室で17時まで授業を受けた。その後フロアに直行して仕事を開始した。見事な仕事と学業の両立である。

「何時からでもいいから来て欲しい」と言われるのは喜ばしいことだ。この私のめちゃくちゃな働き方とコロナの影響で、早ければ来月あたりからリモートワークのテストを始めるらしい。取り敢えず私で試してみて、上手くいけば少しずつ広めていくとのこと。責任重大だ。
しかし唯一にして最大の問題点があり、私の在籍している派遣会社がリモートワークを禁止しているらしいのだ。PCの貸与とか、ネット環境とか、勤怠とか、まあ考えれば面倒なことはいくらでもある。だけどそれで禁止するのもな、という会社の意向で‟いざとなったらうちで引き取る”と言ってくれた。なんとまあ、目まぐるしい。しかし恵まれている。
私の知らないところで色々な人が動いている。来月にはもしかしたら雇用先が変わっているかも知れないが、どういう形であろうと働けるのはありがたいことだ。




相変わらずコロナが猛威を振るっている。政治家が深夜まで会食をしたとか、まあまあどうでもいいニュースも飛び交い、さらに混沌とした世界になりつつある。
秩序というのは気が付かないうちに乱れているものだと思う。“規則は破るためにある”とかいう、意味不明な上に太古から使い古された言葉に奇しくも似てしまっているが、“秩序”という言葉の後にくるものは大体“乱れ”である。

別に誰が深夜に外食していようが、私は無闇やたらに夜外食しようとも思わないし、なぜ私は守っているのに政治家がちゃんとしないんだ、とも思わない。謝るのもお門違いだと思う。自分が感染したり、誰かを感染させてしまったり、というのは仕方がないにしろ予防を徹底していない上に感染という事実が発生したとき、もう後悔しても謝っても仕方がない。

それぞれの倫理観が問われる。
羨んだり憎しみを抱くことはない。ただ、自分がやるかやらないかだけで、自分が気を付ける以外に方法はない。政治家を叩いたところで、自身に降りかかる感染のリスクは変わらない。

コロナでないにしろ会社で体調不良者が続出したら私は出勤するし、力になれればと思う。帰りが21時を過ぎてしまうことも、リモートワークの環境が整っていないことも仕方がない。それは私のせいじゃない。
だからといって仕事に行かないという選択肢はないし、とにかく栄養をつけて手洗いうがいを徹底して、手がカサカサになってもしつこいくらい消毒を続ける。
極度に風邪やインフルエンザを恐れるがあまり、10代の頃から11月くらいから3月くらいまではマスク着用、消毒液を常備して人混みを避けていた私だ。コロナ禍だろうが過ごし方は変わらない。



乱れた秩序は簡単には戻らない。妬みや嫉みも消えることはない。
常に元気でいることは難しい。だけど息を吸って吐いて、ちゃんと寝てちゃんと食べて、身体も心もできるだけ穏やかに過ごそうと思う。そういう人が増えるといいなとも思う。

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