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日本国憲法第六十ニ条

両議院は、各々国政に関する調査を行ひ、これに関して、証人の出頭及び証言並びに記録の提出を要求することができる。

ああ、頭が働かないなあ、なんて思いながらキーボードを打ち始めている。
何もしたくない。ご飯を作るのも掃除をするのも洗濯をするのも面倒で、かろうじて朝だけは起きて授業を受けたり会社に行ったりしている。授業が始まれば勉強をするし、会社に行けば仕事もする。朝起きたところでその日やるべきことの8割は完了したようなものだ。

胃が痛い。頭も痛い。何となくズルズルと体調が悪く、だけど熱があるわけでもないから休まない。昨日、仕事中あまりにも胃が痛くなったが運悪くいつも持ち歩いている胃薬を家に忘れてしまい、「すみません、ちょっと、」と言ってドラッグストアに行かせてもらった。ずっと背中を丸めてPCの画面を見つめていたため外を歩けば少しはマシになるかと思ったが、胃薬を購入しドラッグストアから帰る道すがら強烈な痛みの波に襲われ、歩道で立ち止まり身体を曲げて両膝に両手をついた。一息つき、時計を見ると定時まであと一時間。余力を振り絞って会社に向かった。
自席で薬を飲み、仕事を再開すると「早退しなくて大丈夫?」と聞かれたが、何を強がってか笑顔で「はい、大丈夫です」と答えた。タスクは全く消化できなかったが、身体は既に限界を迎えていたため17時ぴったりに退社した。

恥ずかしいことを言うようだが、多分ここは人生の記録だ。なんてことのないその日のことを、3日と経てば忘れてしまう一日のことを、ただ書き留めておく。残したい日なんて実際はそんなにない。朝起きて仕事に行って、腹痛と戦っただけの日のことを、わざわざPCを開いてそれなりの時間をかけて文字にしていく。

取り込んだだけで畳んでいない洗濯物を目の前に、缶チューハイを傍らに言葉を連ねる。明日の弁当は作った。今日の夕飯は弁当の残りを少々つまめばいいだろう。今日の昼まで胃の調子が悪かったことなんてすっかり忘れてアルコールを流し込む。
noteを開くことで、特別でない日常の中に特別な場所があるような気がしている。

私が酒を飲みながら無為に過ごしているこの瞬間にも、どこかで誰かが生まれていたり死んでいたりする。こうやって世界の均衡は保たれているのでは、なんて思ったりする。

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