日本国憲法第五十四条

衆議院が解散されたときは、解散の日から四十日以内に、衆議院議員の総選挙を行ひ、その選挙の日から三十日以内に、国会を召集しなければならない。

2.衆議院が解散されたときは、参議院は、同時に閉会となる。但し、内閣は、国に緊急の必要があるときは、参議院の緊急集会を求めることができる。

3.前項但書の緊急集会において採られた措置は、臨時のものであつて、次の国会開会の後十日以内に、衆議院の同意がない場合には、その効力を失ふ

暗い話を聞きたいが　笑って聞いていいのかな
思いだして眠れずに　夜を明かした日のことも

覚えきれぬ言葉より　抱えきれぬ教科書より
知りたいと思うこと　謎を解くのだ夜明けまで

星野源の『くせのうた』が好きだ。特に上の部分の歌詞が、あまりにも好きだ。

泣きながら弁当を食べたことがある人、一人で妊娠検査薬を使ったことがある人、死にたくて眠れない夜を過ごしたことがある人は強い。偏見と強い思想に基づいた私の持論である。
あなたのそんな過去を教えて、あなたの暗い話を聞かせて。

他人を知るのは相当難しい。自分のことだってよく分からないのだから。どんな仕事をしているとか、どんな学校を出たとか、そんなのはどうでもいい。あなたの、一番辛かった夜のことを知りたい。

十分に消化してから。昇華していなくてもいい。報われていなくても、未だに悔やんでいてもいい。上手く言葉にできなくても、途中で辞めてもいい。
話したくなったら、話せるようになったら、そのときは私がいる。

緊急招集がかかるときがある。幸い私はnoteというややアブノーマルな発散場所があるから招集をかける側になることはあまりないけれど、大抵は何の兆候もなくLINEの通知が表示される。

「ねえ聞いて、今電話平気？」

そんな文言から始まるとき、私は少しワクワクする。
楽しい話題じゃないかも知れない。心して聞かないといけない話かも知れない。それでも、まず私に連絡をくれたあなたのことが大好きだし、何でも受け止める覚悟はある。
あなたのことをもっと知りたい。

家族。友人。幼馴染。腐れ縁。

いつでも連絡しておいで。その日どんなに疲れていようが、翌日仕事で早かろうが構わない。
あなたと一緒にこの夜を過ごしたい。