「それぞれの人生」と「大きな夢」

"グループで夢を見続けること、
それは大前提である「それぞれの人生」をある程度否定することでもあります。"

この言葉は、アンジュルムのリーダー和田彩花の卒業コメントの抜粋です。

ブログに綴られた卒業コメントは、
チームとは? 個人とは?
というテーマについて考えさせられるものでした。
グループというものに真摯に向き合った彼女。
その言葉は、いつも通り真剣で、卒業発表を超えた何かを感じました。

誰もが発信し、評価し、
「それぞれの人生」を彩ることができる時代。

私自身もこの3年間、自分の人生を生きることに集中していました。
いまは、私自身に確信が持てるし、時代の流れも少しずつ読めるようになってきて、世界と私という関係をつかみ始めた時期なのかな、と思います。

「それぞれの人生」を生きる中で、最近思うこと。
それは、チームやグループといった、複数人のものにも、やっぱり強く惹かれる魅力があるということです。
そこには、個人では見せられない希望や夢がある、と思うのです。

個人とチーム。
どっちか?ではなく。どっちも。
どっちも大切なものです。

高まる個人主義の恩恵はしっかり預かる前提で、それでいてチームやグループとしても活躍したい。

これからどんどん、個人で輝くのは簡単になっていくと思います。
一方で、この世界には「大きな夢」が不足していると思います。

スポーツを応援するにしたって、いまは個人が好き勝手言って、それを聞いた個人がまた好き勝手にコメントする。
いやいや。そんなちまちましたことしてて、楽しいんけ?と。
政治もそう。

みんなで見る大きな夢がもっと必要だと、私は思います。

なにって、大きな夢を見せられる人が少なすぎる。
個人で輝き、まわりに「大きな夢」を見せる人。それが、リーダーなのではないかと、私は思っています。
(もちろん和田さんもその一人ですね)

私も、そんなリーダーになりたいです。

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