【首里八千景】ふたたび歩こう
春先はよく散歩をしていたが、夏になってやめた。暑くて死亡する可能性があるからである。
南の島の日光は容赦がなく、当たるとほんとうにじりじりと皮膚がやける音がする。精確に音声化すると「ジ……ジ……」とゆう感じ。
風が吹くので日陰にはいると過ごしやすい。しかし雨がちかづくと蒸しあつい。きぶんが悪くなるぐらい暑い。
とはいいつつ、首里は年中人がよく歩いている町である。観光客や地元の散策者、学生、子どもたち。あるきやすいまちです。坂が多いけど、あるいていて楽しい。風物や、建物がよい。
先の地上戦では浦添ぐらいから南のほうはほとんど焼野原になったというが、歩いていて、よくもまあこんなに復興したものだと、いつも感心する。
まあ、またゆっくり歩こうかと思っている。