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【読書記録】「思考の整理学」外山滋比古

古本屋で衝動的に買ったが、読んでみたら既読の内容だった。2周目。「整理学」の題名を冠していながら本書の内容は整理されておらず、割とエッセーっぽい雰囲気を漂わせている。21世紀となっては腐るほど言われて陳腐と化した「現代教育は受動的な思考ばかりを重視している」という言説を、かなり早い段階から説いていた(初版は1986年)。後書きに関してはまだ賞味期限が切れていないのではないかと思われ、個人的には好み。

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