定年退職日
最初に確認することは、定年退職日です。自分の周りの知り合いで、50代後半の方でも、定年退職予定日を知らない方がいます。調べる方法は簡単で、会社の就業規則の退職規定を確認すると分かります。
自分の場合は、満60歳の誕生日月末でした。会社によっては、年度末や半期末だったり、誕生日そのものだったりします。ここの確認を怠ると、想定していた定年予定日がズレて、後で慌てたりしますので、しっかりと確認します。自分も調べるまでは、誕生日その日だと勘違いしていました。
実際問題としては、仕事の引き継ぎ時期と未消化の有給休暇の取得計画に影響します。定年退職後、転職される場合は、転職先の始業開始日にも影響したり、意図せずに無職期間が生じたりします。気をつけたいですね。
厚生労働省の「令和4年 高年齢者雇用状況等報告」によると、定年を取り巻く状況は下記のようになっています。定年制を廃止した企業が、3.9%あるって、ちょっと意外でした。
定年制の廃止 3.9%
定年の引上げ 25.5%
継続雇用制度の導入 70.6%
自分の理解では、法律により、60歳未満の定年は無いため、全体の70%の企業が、定年60歳で継続雇用制度の導入をされているようです。現在も定年年齢の引き上げ議論が、各方面で継続していますので、定年年齢まで、まだ時間の有る方は、継続的に進展状況を気にしておく必要がありそうです。
60歳未満の定年退職規定の会社って残ってるのかな??
厚生労働省の統計資料では、一応0 %になっていました。
出典 厚生労働省 令和4年「高年齢者雇用状況等報告」の集計結果
注記 2024/11/12 本記事は、固定記事からの切り抜きです。
全記事をお読みになりたい方は、下記の固定記事をクリックして下さい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?